20世紀少年白書―山田五郎同世代対談集

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784418045266
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

みうらじゅん、唐沢俊一、やくみつるを始めとして、山田五郎と13人の万博世代が激論。「高度成長期の個人史」を熱く語ります。

内容説明

長嶋茂雄が巨人に入り、チキンラーメンが発売され、東京タワーが完成した1958年に生まれた山田五郎が、同世代の文化人をゲストに迎え、高度成長期の少年時代から、“根暗”でビンボーだった70年代の思春期、そしてバブル期のイケイケぶりと平成不況下の閉塞感まで、リアルタイムの体験を徹底的に語り尽くした30時間を、一冊に凝縮!同世代は古きよき“昭和の青春”を懐かしみながら、若い世代は“サブカル”の原点を知る貴重な証言集として、お楽しみ下さい。

目次

みうらじゅん―「遅れてきた」劣等感が“マイブーム”の原動力
大岡玲―素直に文壇の王道を歩めない自分に悩んだ日々
小西康陽―早すぎた“音楽オタク”に時代が追いつくまで
しりあがり寿―サラリーマンとアーティストの狭間で
岡田斗司夫―社長の座を捨て一介のオタクになった理由
サエキけんぞう―80年代“トンガリ・キッズ”のトホホな実態
大月隆寛―民俗学者の地位より金より“気楽さ”の方が大切
唐沢俊一―『ヤマト』から『トリビア』へ。オタク第一世代の熱さ
えのきどいちろう―転校と80年代雑誌界。脳腫瘍と日ハムとナンシー関
やくみつる―モノの数だけネタがあるからコレクション
田口トモロヲ―映画監督にはなったけど、大人にはなれなくて
喜国雅彦―漫画も人生も、逃げることが逆にポジティブ
鴻上尚史―順調だったからこそ、劇団を封印して新たな旅に

著者等紹介

山田五郎[ヤマダゴロウ]
1958(昭和33)年、東京都生まれ。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学、西洋美術史を学ぶ。卒業後、株式会社講談社に入社、『Hot‐Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長等を経てフリーに。時計、ファッション、西洋美術、化石鉱物など幅広い分野で講演、執筆活動を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

22
山田五郎はマニアックな知識が豊富で好き。 対談している方は知らない人も半分くらい。 2019/10/22

seichan

5
自分より世代が少し上、「サブカル」代表な人々の対談集。栴檀は双葉より芳しじゃないが、才能面で中学や高校で頭角を現してるような早熟な人が多いのにびっくり。みんな二十代初めくらいには名前売れてるし。この人たちの共通体験は万博だけど、読んでる方としてはケーハクなれどエネルギッシュな80年代の雰囲気がよみがえってくる。「いつまでも大人になれない」のがウリのオタク第一世代は、これからどんな壮年期や老年期を送っていくのだろうか……、むしろそれが見もの。2016/04/08

atyang

2
「僕は太陽の塔になりたかった」(みうらじゅん)が一番印象に残った。2013/09/29

遠藤 悪

1
山田さんとは7年違いくらいか。だけどパンク→ニューウェーヴの時代の目が回るくらい面白いことが次々起きてたあの頃を思い出した。楽しく読めた2021/10/06

ほしけも

1
割と好きな人たちとの対談なので買ってみました。 やっぱりオタク第一世代と言われる人たちは楽しそうでいいや。2013/02/12

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