出版社内容情報
みうらじゅん、唐沢俊一、やくみつるを始めとして、山田五郎と13人の万博世代が激論。「高度成長期の個人史」を熱く語ります。
内容説明
長嶋茂雄が巨人に入り、チキンラーメンが発売され、東京タワーが完成した1958年に生まれた山田五郎が、同世代の文化人をゲストに迎え、高度成長期の少年時代から、“根暗”でビンボーだった70年代の思春期、そしてバブル期のイケイケぶりと平成不況下の閉塞感まで、リアルタイムの体験を徹底的に語り尽くした30時間を、一冊に凝縮!同世代は古きよき“昭和の青春”を懐かしみながら、若い世代は“サブカル”の原点を知る貴重な証言集として、お楽しみ下さい。
目次
みうらじゅん―「遅れてきた」劣等感が“マイブーム”の原動力
大岡玲―素直に文壇の王道を歩めない自分に悩んだ日々
小西康陽―早すぎた“音楽オタク”に時代が追いつくまで
しりあがり寿―サラリーマンとアーティストの狭間で
岡田斗司夫―社長の座を捨て一介のオタクになった理由
サエキけんぞう―80年代“トンガリ・キッズ”のトホホな実態
大月隆寛―民俗学者の地位より金より“気楽さ”の方が大切
唐沢俊一―『ヤマト』から『トリビア』へ。オタク第一世代の熱さ
えのきどいちろう―転校と80年代雑誌界。脳腫瘍と日ハムとナンシー関
やくみつる―モノの数だけネタがあるからコレクション
田口トモロヲ―映画監督にはなったけど、大人にはなれなくて
喜国雅彦―漫画も人生も、逃げることが逆にポジティブ
鴻上尚史―順調だったからこそ、劇団を封印して新たな旅に
著者等紹介
山田五郎[ヤマダゴロウ]
1958(昭和33)年、東京都生まれ。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学、西洋美術史を学ぶ。卒業後、株式会社講談社に入社、『Hot‐Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長等を経てフリーに。時計、ファッション、西洋美術、化石鉱物など幅広い分野で講演、執筆活動を続けている
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