家庭画報カルチャー紀行
知られざる花名所を訪ねる旅

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784418045167
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0095

出版社内容情報

家庭画報に不定期連載された「花の家、花の人」を核に情報量を増量し、花とともに生きる人々の悲喜こもごもの暮らしぶりを紹介。

内容説明

丹精した花々が咲き誇る季節にだけそっと公開されて人々を招き入れる個人宅の庭。それは人と花との運命的な出会いから生まれた幻の花園です。厳冬に咲く椿から、秋の日に錦綾なす紅葉まで四季折々の「知られざる花名所」を紹介します。

目次

家族全員が助け合って育て続ける椿山 椿―岡田家(大阪・茨木)
原種も観られる梅三〇〇余種、八〇〇本の庭 梅―梅田家(静岡・丸子)
山腹に咲く優しい野草を守り継ぐ かたくり―森野家(奈良・大宇陀)
桜守・笹部新太郎翁が愛したもの 桜
牡丹に命を懸けた柳沼源太郎翁と須賀川牡丹園 牡丹―柳沼家(福島・須賀川)
家族で支えてきた旧家の麗しき守り神 さつき―楠戸家(岡山・倉敷)
花を育てることは伝統文化の継承―花菖蒲―加茂家(静岡・掛川)
芯に強さを秘めた健気さに惹かれて育む 笹ゆり―南家(石川・輪島)
万緑に紅一点を愛でる大和の庭園 百日紅―中村家(奈良・水門町)
由緒ある大宰府都府楼跡に万葉の草花を愛しみ、守る 秋草―笹淵家(福岡・太宰府)
濃密な時間に満たされた庄内を彩るダリアの風韻 ダリア―酒井家(山形・庄内)
見せるための菊ではなく自分のために育てる菊 肥後菊―松岡家(熊本・益城町)
贅と粋を尽くして築庭された石油王の趣味の楓 紅葉―中野家(新潟・新津)

著者等紹介

大蔵舜二[オオクラシュンジ]
写真家。1937年東京都生まれ。ファッション写真、料理写真、昆虫写真、生け花写真、舞台写真など幅広い分野で活躍。1971年第3回講談社出版文化賞受賞。1987年日本写真協会年度賞受賞。多岐に渡り、しかもそれぞれを専門的に追求した作品を発表し続けている

萬真智子[ヨロズマチコ]
ジャーナリスト。東京都生まれ。日本の伝統文化や伝承の技など受け継がれてきた“和”の美しきものを書き残すことを軸に活動。全国の旧家、伝統行事や行事食、郷土料理、菓子、伝統工芸及び伝統芸術などを「家庭画報」「家庭画報国際版」などの雑誌で執筆の他、TV番組、広告、催事などの企画、プロデュースも手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミーナ

11
椿、梅、桜、花菖蒲、肥後菊等。古くから日本で親しまれている植物の名所を紹介する本。東京近郊の名所が紹介されているかと思いきや、全国区。遠方が多く訪れる機会がなかなかなさそうで残念。お茶の花をはじめて見られたこと、桜の種類がたくさん掲載されていたことがうれしかった。2015/05/30

雨巫女

0
ゆっくりのんびり花をめでたい2009/03/16

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