京都・瓢亭―懐石と器のこころ

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  • サイズ A4判/ページ数 255p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784418039029
  • NDC分類 596.21
  • Cコード C1076

出版社内容情報

家庭画報2001年1月号?12月号まで掲載された連載を軸に、四季折々の料理を秘蔵の名器に盛る、可憐な茶花を生ける、季節に応じた座敷のしつらいで綴る構成。

内容説明

京都・東山の地に四〇〇年佇む京料理の最高峰、瓢亭。主人、高橋英一自ら庖丁を握り、季節の花を生ける。数々の伝説を持つ店の主人が著したのは総合芸術としての「京料理」、そのすべてである。料理200品余りの作り方も網羅。すべての料理人必携の書。

目次

第1章 四季の懐石と茶花(三月・春野;四月・清明;五月・麦秋 ほか)
第2章 京の名器に盛る(一月・十六代永楽即全;二月・十二代中村宗哲;三月・四代久世久宝 ほか)
第3章 京都歳時記(行事編;茶花編;食材編(魚;野菜))

著者等紹介

高橋英一[タカハシエイイチ]
創業以来四〇〇年の歴史をもつ京都、南禅寺料亭「瓢亭」の当主。昭和14(1939)年京都に生まれる。同志社大学を卒業後、東京、大阪の料亭で修業。先代の急逝により昭和42年、二八歳のときに十四代を継ぐ。店では茶懐石やその心に根ざした料理を季節に合わせた趣向で供し、出仕事では各流派の懐石を幅広くこなすなど、さまざまな茶事に応じた仕事を行っている。厨房の仕事の傍ら、京都料理芽生会会長をはじめ多くの役職を歴任し、平成13(2001)年に京都料理組合長に就任。全国の料理学校や料理講習会の講師や講演会を務めるなど、後継者の育成と京料理の進展に努めている。また、自宅の庭に二〇〇種類の山野草を育て、店の座敷も自ら毎日この花をもって生ける。亭主を支える夫人の容子さんと長男の義弘さん、スタッフらとともに一日の多くを厨房で過ごしている料理人。著書も多数
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