内容説明
親子二代にわたり、日本の野鳥史を歩んだ著者が真摯に語る「自分のこと」、「鳥のこと」、「保護のこと」、そして「私の哲学」。
目次
第1章 私の歩んだ道
第2章 鳥たちのこと(ミズナギドリで開眼;ムクドリの生態 ほか)
第3章 自然保護について(自然保護と文明;愛鳥、探鳥について ほか)
第4章 愛と知と和(同胞としての知的悟りによる鳥類保護;エコロジーに学ぶ、物事のオモテとウラ ほか)
著者等紹介
黒田長久[クロダナガヒサ]
1916年(大正5年)、鳥類分類学者・黒田長礼氏の長男として東京で生まれる。戦後、オースチン博士の助手として本格的に鳥類の調査・研究にたずさわる。(財)山階鳥類研究所所長、日本野鳥の会会長、我孫子市鳥の博物館館長、国立科学博物館評議員、(財)世界自然保護基金日本委員会理事などの要職を歴任。1990年、環境庁長官賞、勲三等瑞宝章を受ける。日本を代表する鳥学者
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