出版社内容情報
バーネット原作の小公子を絵本化。やさしさ、まごごころ、勇気の3つがあれば幸せになれるというメッセージがこめられた物語。立原えりか・文、倉石隆・画。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽子
2
ハイジに似てるなあ、と思いながら読んだ。貧しいが心優しい少年セドリックが、実は由緒正しい名家の孫であることが判明し、頑固で気難しいおじいさんの心を溶かしていく。おじいさんの気持ちがほぐされていく様がワクワクして楽しく読んだ。
紅花
1
まだこの本は健在だった!小さい頃毎月一冊ずつ買ってくれた世界の名作。その中でベスト3だった。図書館で借りてきたら、娘一気読み。子供の純粋な気持ちに、大人が心を開くというありがちなストーリーだけど、いつも涙が出そうになる。娘読んでいる途中「どうなっちゃうんだろう」と不安気。読み終わって「あ〜よかった!」
サチ
0
何度読み返してもセドリックの愛くるしさに「くは〜っ」てなるなあ。
サチ
0
善意の塊セドリックの好意的な勘違いが祖父であるドリンコート伯爵を善人に仕立てあげていく過程にニヤリ。この辺が、一回どん底を味わわされて自力で善人化する「クリスマス・キャロル」のスクルージとはまるで対照的。2012/04/05
絵具巻
0
おさげ2019/07/15