内容説明
東北・対馬・小笠原・沖縄封印された四つの聖地。日本に「四門」というものがあった、…ここからおどろくべき日本歴史の暗部が浮かびあがる…しかも、予想をはるかに超えた、超絶的な「日本風水探険」となった。
目次
第1章 北門‐東北―生首と石碑の謎(恐るべし!封印された奇怪な遺物;伝説の石碑に対面す ほか)
第2章 西門‐対馬―亀卜と雷神の島(超古代遺跡に息づく信仰;日本最後の亀卜師に会う ほか)
第3章 東門‐小笠原―南限に位置した天皇ライン(超絶した神秘の世界への旅;ペリー、天上の楽園を“発見”せり ほか)
第4章 南門‐沖縄―「日の丸」とひらがなの島(古代日本語文化圏を推理;南海に「日の丸」を追う ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ナディ
24
さすが、歩く博物館!荒俣さんだ!と感動。国家規模の風水をみていくのは楽しい。そして、小笠原…謎過ぎ、スピ過ぎ!石好きにはたまらんが、なかなか行く人を選ぶだろう。沖縄も御嶽にそんな場所があったとは!と感動した。奥が深い。2016/04/09
kk
15
図書館本。風水先生こと荒俣宏氏が、日本の霊的境界「四門」の謎に挑むべく、東北、対馬、小笠原、沖縄の各地を訪ねて風水的な痕跡を探るという趣向。いつもながら、レイラインだの占いだのに関する蘊蓄てんこ盛り。この手のお話が大好きなkkですから、然るべく楽しく読みました。2024/03/15
Norico
12
博識、博学というのは荒俣さんのことなんでしょうね。事実への興味のわき方、追求の仕方が半端ない。半分くらい理解できてないんだけど、なんか納得しちゃう自分がなさけない2017/04/30
小林ミノリ
1
風水先生こと荒俣先生のフィールドワークの成果、日本の四方を守護する門、四門の謎を伝承された文化や遺物から、丁寧に読み解きます。
冬至楼均
1
初出が章の並びと真逆なのが面白い。要するに各章が元々独立して読める構成だからなのだけど。2010/07/25




