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出版社内容情報
一般的に敷居が高い芸術と思われているオペラ。そんな表面的先入観を覆す現場から見た体験的オペラ論。何がオペラを支えているか、オペラとは何かなど、その本質に迫る!
内容説明
華やかな貴族社会をイメージさせるオペラは、一般的にはチケット代が高くかつ敷居の高い芸術と思われています。そんな表面的なオペラに対する先入観を覆す、現場から見た体験的オペラ論。何がオペラを支えているのか、オペラとは何か、どう楽しむべきか。舞台芸術への深い愛情に支えられて、その本質に迫る!名物プロデューサーによる体験的オペラ入門書。
目次
第1幕 これがオペラだ(華やかな舞台の世界;演出の時代 ほか)
第2幕 オペラハウスの住人たち(歌手の世界;指揮の世界 ほか)
第3幕 オペラに必要なもの(裏方の世界;舞台のトリック ほか)
第4幕 オペラを楽しむために(観劇の作法;観客には見えない劇場 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
viola
3
著者はオペラ界ではなんだか、とっても有名な方みたいですが、何故だかこんな入門書を書いています。上から目線じゃないのが○です。 スカラ座とか、有名なオペラ関連の人々を日本へ招いたらしい著者。ああ、オペラって・・・・色々大変なようですね。オペラ最近けっこう好きなので、関連書も色々読み漁ってみるつもりです。2010/03/18
Ty0c1e
1
自分が将来働きたいところであるオペラという世界その裏話や現状を知れるのはとても楽しかった 日本もオペラをヨーロッパ並みに安くみれないのか?どうして新国は外国人ばかり呼ぶんだろう?といった疑問も解けとても楽しめた反面とても恐ろしいものも感じた2012/01/29
Megumi
0
評価:☆☆☆/興味深い内容。しかし筆者の意見に同調できない部分もあった。
まも
0
写真が多くて○。長年オペラ製作の第一線で活躍してきた氏のまさに舞台裏の数々を綴った本。オペラの入門書というよりは、ある程度知ってる人が与太話にうんうんと同意するのが正しい読み方か。たいして知らない人にとっては西洋文化やオペラ以外を認めないような論調が鼻につくばかり。毒舌とも紹介されそこが人気らしいですが・・・。2012/03/18
kokekko
0
「日本のディアギレフ」こと、大プロモーター佐々木さんの舞台エッセイ。苦労話にも読めるのだけど、不思議と鼻に付かず、ユーモアたっぷりで面白いのは自伝と同じ。「そろそろ文化を"学習"ではなく楽しみたいではないか」という言葉に喝采。オペラもバレエも大好きな人間としては、いつまでも元気でいてほしい。2010/06/24