内容説明
企業会計を概観しつつ、会計基準に違反する会計処理の法的論点につき過去の事例も踏まえて網羅的な解説を試みる!決算書の種類・仕組み・見方のポイント、監査の基礎知識と手順等、会計処理の実際も豊富な図表で手ほどき。
目次
第1 会計の意義
第2 法と会計
第3 基礎的な会計処理の知識
第4 会計基準に違反する会計処理
第5 具体的事例の解説
資料
著者等紹介
古田佑紀[フルタユウキ]
弁護士。1967年東京大学法学部卒業。1969年検事任官。法務大臣官房審議官、宇都宮地方検察庁検事正、最高検察庁検事、法務省刑事局長、最高検察庁刑事部長、同次長検事、最高裁判所判事、同志社大学法科大学院教授、神奈川大学法科大学院特任教授など
梅林啓[ウメバヤシケイ]
弁護士。1989年東京大学法学部卒業。1991年検事任官。東京地検検事、法務省刑事局付、法務省大臣官房秘書課付など。その間、東京地検特捜部検事、在英国日本国大使館一等書記官、内閣官房副長官秘書官。2007年検事を退官し弁護士登録。西村あさひ法律事務所入所。2010年1月パートナー弁護士。主として一般企業法務、コンプライアンス、企業不祥事にかかる危機管理案件等に取り組む。2014年~慶應義塾大学法科大学院非常勤講師
市川育義[イチカワヤスヨシ]
公認会計士。1984年中央大学商学部卒業。1985年等松・青木監査法人(現有限責任監査法人トーマツ)入所。1989年公認会計士登録。1996年~1998年日本公認会計士協会へ出向し、大蔵省(現金融庁)企業会計審議会幹事として2000年会計ビッグバン当時の新会計基準の審議に関与。1999年同法人パートナー。その後も日本公認会計士協会会計制度委員会委員長等や金融庁公認会計士・監査審査会委員などを歴任。同法人ボードメンバー(評議員)として法人経営に関与するほか、上場企業の会計監査等に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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