内容説明
2007~2012年に出された商標法判例の中から33件の主要判例を取り上げ、「商標の識別性」「商標の類似」など8つのテーマに分類・体系化して詳述。判例を通して現実の取引社会で果たす商標の機能や現代的問題点を浮き彫りにし、実務的な取組み方や解決策を明らかにする。最近の商標事件の判例動向を概観し、また、個々の裁判事例を商標法の指導理念から見直し商標実務への対応を示唆する。
目次
第1部 最近の商標事件判例の傾向
第2部 商標実務ゼミナール(商標としての使用;商標の識別性;商標の類似;商品と役務;商標の登録阻却原因;商標権の維持;商標権侵害;不正競争)
第3部 商標法の指導理念から判決を考える
著者等紹介
小林十四雄[コバヤシトシオ]
弁護士・弁理士。小林・藤堂法律特許事務所
小谷武[コタニタケシ]
弁理士。不二商標綜合事務所
足立勝[アダチマサル]
日本コカ・コーラ株式会社(法務部)。ニューヨーク州弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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