内容説明
改憲の最大テーマである9条問題を多数の文献や見解をもとに客観的・実証的に検証し、正しい議論のための基礎的な知識や事実を詳細・正確に提示。集団的自衛権、日米安保、国際貢献、国家緊急権など周辺事項も積極的に解説。
目次
第1章 戦争違法化の歴史と国連憲章
第2章 憲法第9条の制定・解釈と今日までの歩み
第3章 憲法第9条とわが国の防衛法制の体系
第4章 日本国憲法と集団的自衛権・日米安保
第5章 日本国憲法と集団安全保障・国連・国際平和協力
第6章 憲法と国際法
第7章 日本国憲法と国家緊急権
第8章 憲法第9条の今後(各政党の立場)
著者等紹介
畠基晃[ハタケモトアキ]
名城大学・獨協大学各大学院法務研究科講師(非常勤)(元参議院憲法調査会事務局主査)。愛知県生まれ。東京大学法学部卒業。参議院建設委員会調査室、法政局第1部第1課、第一特別調査室、内閣委員会調査室、総務委員会調査室等を経て、平成12年1月より17年8月まで、憲法調査会事務局主査。憲法調査会設置から最終報告書提出までの5年間、参議院憲法調査会事務局で調査スタッフとして、主に憲法9条関係を担当。名城大学大学院法務研究科講師(非常勤)、及び獨協大学大学院法務研究科講師(非常勤)。日本国際政治学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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