内容説明
競売は、純粋に法理論的な側面とともに諸々の実務的な慣行が支配をしている。民事執行法に基づく新競売手続も着々と実を結んでいるが、未だ解決を見ない多くの問題が残されている。本書は、一般の訴訟とは趣を異にする競売関係訴訟についてその理論的実務的な解明を図った
目次
1 売却手続(無剰余取消し;一括売却;売却方法 ほか)
2 最低売却価額(最低売却価額;最低売却価額の変更;一括売却における最低売却価額 ほか)
3 競売と権利関係(抵当権の効力の及ぶ範囲;建物の再築・滅失と法定地上権;土地・建物の共有と法定地上権 ほか)