内容説明
借地借家法に関する実務の運用も深化し、平成11年には、定期借家権制度も設けられた。本書は、借地借家関係の紛争処理手続にも論及し、新しい観点から借地借家訴訟をめぐる諸問題を精選し理論的実務的に解明した。
目次
1 借地関係(借地権の設定と存続期間;借地契約の更新と更新拒絶;借地契約の解除と解約 ほか)
2 借家関係(借家権の設定と存続期間;建物賃貸借契約の更新と更新拒絶;建物賃貸借の対抗力 ほか)
3 紛争の処理(和解と調停;賃料増減請求における調停前置主義;借地条件の変更 ほか)