内容説明
行政争訟の中で租税に関する事件の比重は高い。しかし、手続面では国税不服審判所と裁判所にまたがり、租税実体法だけでなく簿記・会計学の知識も必要とされることから「租税争訟法」を理解することは容易ではない。今日の裁判実務上争いのある論点を体系づけてその全体像を明らかにし、問題点・判例の分析を通して、解決の方向を探る。
目次
1 租税争訟法の基本的問題
2 不服申立て前置
3 税務訴訟
4 要件事実と主張・立証責任
5 推計課税
6 微収処分
7 判決
8 その他個別的問題
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