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内容説明
所有権や抵当権をはじめとする各種物権および担保物権について、判例や通説を踏まえながら、しかも筆者の見解をも様々展開し概説するテキスト。特に、抽象的で難しいとの印象の強い“物権の変動”や各物権の構造あるいはその働きなどに関し、具体的事例や図を随所に織り込んで叙述を進め、法を基本から理解できるように工夫した。
目次
序章(物権の意義と性質;物権の種類と物権法の体系;物権の効力)
物権の変動(総説;法律行為による物権変動;不動産物権の変動;動産物権の変動;明認方法;物権の消滅)
占有権(占有権の意義;占有の種類;占有権の取権;占有権の効力〈占有の効果〉;占有権の消滅;準占有)
所有権(総説;所有権の取得;共有;区分所有権)
用益物権(地上権;永小作権;地役権;入会権)
担保物権総論(担保物権と意義と機能;担保物権の性質と効力)
留置権(序説;留置権の成立要件;留置権の効力・消滅)
先取特権(総説;先取特権の種類と効力;先取特権の順位;先取特権の消滅)
質権(総説;動産質権;不動産質権;権利質権)
抵当権(抵当権の意義;抵当権の設定;抵当権の効力;抵当権の実行と第三者取得者の保護;抵当権と用益権;抵当権侵害と抵当権の効力;抵当権の処分;抵当権の消滅;特殊の抵当権)
変則担保(序説;仮登記担保;譲渡担保;所有権留保)