内容説明
民事執行法施行から6年を経過し、この分野における研究の進展は目ざましく、判例も相当数に至る。本書は、東京地裁・大阪地裁で執行実務を担当してこられた編者が、その経験をふまえた50余のテーマを精選し、執筆陣には経験豊かな裁判官、書記官、執行官、学者の方々をむかえて、執行訴訟の実務の具体的な指針となるべく、基本的な論点から今日的の新しいテーマまでこの一巻に凝縮して論じている。法曹実務家はもとより、研究者にも必読の書である。
目次
1 総論
2 不動産執行・不動産競売
3 動産執行・動産競売
4 債権その他財産権に対する執行
5 非金銭執行
6 形式競売