内容説明
本書は、初学者はもとより、一般社会のできるだけ広い読者を意識して、経済法の社会的・経済的背景、およびその本質・機能を正しく理解させ、複雑かつ不確実な時代において、リーダーシップをとれる人材を養成することをねらいとしている。また、経済的弱者の生存権保障を確立するための理論的立場から、経済法の内容および問題点を簡潔平易に解説し、論争の到達点を的確に把握できるよう配慮する。
目次
第１編 総論
第１章 経済法の概念
第２章 経済法の社会的・経済的背景
第３章 経済法の生成と展開
第４章 現代経済法論争
第５章 経済法の体系
第２編 各論
第６章 基本法制と計画諸立法
第７章 独占禁止法
第８章 独占禁止法と適用除外制度
第９章 公企業と経済法
第１０章 中小規模事業者と法
第１１章 消費者と法
あとがき 経済法の学び方
