出版社内容情報
著者の恐竜発掘の経験や、サイエンスライターとしての実績をもとに、三つの切り口で独特な宇宙観を解説する。
第一の窓では、ただ地面だけを見て一生過ごすはずのアリが宇宙を見上げた奇跡!
第二の窓では、肉食恐竜の祖先エオドロマエウスの発見談をベースに語る、新参者の恐竜たちの進化と覚醒
第三の窓では、「地球に過適応してはいけない」という恐竜たちのメッセージを託されたホモサピエンス(知性あるヒト)の宇宙へのあこがれと生命へのいつくしみが根底に流れるテーマとなっている。
特に、ホモサピエンスの天窓は、初めて望遠鏡で宇宙を見上げたガリレオの時代から、NASAが打ち上げたハッブル宇宙望遠鏡まで、宇宙に思いの丈を伸ばして進化し続けている。木々が太陽に向かって、枝葉を伸ばすように……。それが「地球伝説」のようなSF短編小説になったり、「森の人」(オランウータン)のような滅びゆくものの生命讃歌になったりしている。
科学解説なのかエッセイなのか、それともSFなのか…。ジャンルを超えた内容で、著者の独特な宇宙観をお届けする。
まえがき
目次
第一の窓 「アリ」
第二の窓 「肉食恐竜の祖先エオドロマエウス」
第三の窓 「ホモサピエンス」
エッセイ――あとがきに代えて
参考文献
【著者紹介】
1967 年、愛知県生まれ。『銀河宇宙オデッセイ』『ナノ・スペース』(NHK出版)等の編集をへて、現在、サイエンスライターとして活動。著書に、『恐竜発掘クラブ』(誠文堂新光社)、『恐竜のひみつ全百科』(小学館)等がある。
内容説明
教科書にはなじめなかった。根っからの文系人間だった。それでも、宇宙や恐竜にワクワクしたっていいじゃないか!そんな意気込みで渡ったアルゼンチンで、肉食恐竜の祖先エオドロマエウスの化石を見つけた!理科離れをくいとめる、衝撃のサイエンス・アドベンチャー。
目次
第一の窓 「アリ」
第二の窓 「肉食恐竜の祖先エオドロマエウス」
第三の窓 「ホモサピエンス」
エッセイ―あとがきに代えて
著者等紹介
長尾衣里子[ナガオエリコ]
1967年、愛知県生まれ。『銀河宇宙オデッセイ』『ナノ・スペース』(NHK出版)等の編集をへて、現在、サイエンスライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。