出版社内容情報
「日本料理は目で楽しむ料理」とも言われるほど盛り付けが重要な料理。盛り付けのテクニックを写真付きで詳しく解説します。
「日本料理は目で楽しむ料理」とも言われるほど盛り付けが重要な料理。この本では「ミシュランガイド」でも毎年一つ星を獲得する「新宿割烹中嶋」の店主が、小鉢を中心に75品の料理のレシピと美しい盛り付けのテクニックを写真付きで詳しく解説します。
日本料理の定番と伝統の味付け、盛り付け方、器を替えての盛り付け方など、プロの技を余すところなく紹介しているので、料理人を目指す修業中の方からプロの方、プロの味や技をご家庭で再現したい方など、日本料理を志す方必読の書となっています。
■1章 小鉢に盛り付ける [基本の盛り付け]
■2章 平皿に盛り付ける
■3章 少し深みのある器に盛り付ける [汁のある料理]
■4章 四季の彩りを盛り付ける
■5章 椀に盛る
■6章 おもてなし料理を盛り付ける
■7章 弁当の盛り付け方 基本
■8章 日本料理の素晴らしさを伝えたい
【著者紹介】
中嶋貞治「新宿割烹中嶋」店主。明治の芸術家、美食家の北大路魯山人(きたおおじろさんじん)が主宰した料亭・星岡茶寮(ほしがおかさりょう)の初代料理長を祖父に持つ料理人一家に生まれ育った生粋の料理人。NHK「あさイチ」で「夢の3シェフ」として、イタリアンの落合務、中華料理の孫成順と名を連ねての出演など、TV、雑誌などで活躍すると同時に各地のレストランプロデュースなども手掛ける。「新宿割烹中嶋」はミシュランガイドでも一つ星を獲得。
内容説明
日本料理の楽しみ方の一つに、目で楽しむという事柄があります。本書では、「新宿割烹中嶋」の料理長である著者によるおいしさの増す盛り付けのワザとテクニック、そして盛り付け例と料理レシピを小鉢料理からお造り、焼き物、揚げ物、蒸し物、炊き合わせ、汁物、ご飯物、香の物、お口直し、お弁当と紹介しています。
目次
盛り付けの基本(多彩な形状と表情豊かな器の話;添え物で変わる器の中の美しさと魅力 ほか)
盛り付けのワザ(前菜(小鉢)
前菜(変わり小鉢・角鉢) ほか)
四季の盛り付け(豆腐田楽;山菜の白扇揚げ ほか)
弁当の盛り付け方・日本料理の魅力(彩り豊かな弁当(松花堂風)
包みいなりずし弁当 ほか)
著者等紹介
中嶋貞治[ナカジマサダハル]
1956年、東京生まれ。明治の芸術家であり美食家として名高い北大路魯山人が主宰した料亭「星岡茶寮」の初代料理長だった祖父、1962年に「新宿割烹中嶋」を開いた父と、料理人一家に生まれ育つ。京都の名店での修行を経て、1980年、24歳の若さで父の後を継ぎ「新宿割烹中嶋」の二代目店主となる。現在、テレビ・雑誌などでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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