出版社内容情報
かわいい豆本からシンプルな中綴じ本まで、9名の作家が作る個性あふれる製本作品を掲載しつつ、一部の作り方も紹介した実践本です。
製本作家の作る、中綴じや和綴じなどの製本作品から、かわいらしい豆本、プロダクトデザイナーやコラージュ作家が作る製本作品まで、計9名の作家さんの作る、いろいろな手製本を紹介。実際に使っているものや思い出深いものなども含め、ジャンルを問わず掲載しています。さらに作家さんのお気に入りの一品の作り方を手順を追って写真で解説し、実際に作れるお役立ちの本でもあります。製本を行う際に知っておきたい、基礎知識や本の名称などもわかりやすく解説した、製本好き必見の書籍です。
製本のキホン、本の各部の名称お、とじ方の名称 製本家が作る手製本
●和本:山崎曜さん 原稿用紙を本文に使った和綴じ本 ※ワークショップ:ハガキの折帖(木の板の表紙)
●中とじ:西尾彩さん 封筒を閉じて袋状にしたシンプル中とじ(物入れ) ※ワークショップ:リボンリンプ製本
●ハードカバー:井上夏生さん 文庫サイズ(A6)の本を綴じるハードカバー
●豆本:赤井都さん プリンタを使わずコラージュやパンチで中身を作る三角折本
クリエイターが作る手製本
●イラストレーター・川口伊代さん 中とじの絵本、ジャバラ折りのトイカメラ作品集、グラフィックデザイナー・橘川幹子さん 文庫本カバー、プロダクトデザイナー・植木明日子さん 携帯できるノート、クラフト作家・井上陽子さん、プロダクトデザイナー・yurulikuさん
作家の連絡先、材料の入手先、道具を上手に使うコツ、材料を上手に扱うコツ
【著者紹介】
ノンフィクションライター、編集者。大学卒業後、株式会社リクルートなどを経て独立。「仕事」をテーマに、女性誌、経済誌、就職情報誌などの媒体で、3000人以上の働く人を取材。最近では、ライフワークとして「日本の手仕事」に携わる人の取材に取り組んでいる。
内容説明
10人の作家・クリエイターがつくり出す、個性豊かな111作品を収録。
目次
1 製本家が手づくりする本(きれいで丈夫で心地良い―西尾彩の壁紙の本;使いこむほどに味が出る―山崎曜のデニムの本;チャームの“鳥”を青空に羽ばたかせたい、という発想から―井上夏生のフォトアルバム;日常生活が魔法のように思えてくる―赤井都のMAHO NIKKI 90年後の交換日記)
2 ワークショップ(葉書の折帖;リボンリンプ製本のノート)
3 クリエイターが手づくりする本(アンティークな質感は、好きな古本のたたずまい―井上陽子のコラージュブック;お気に入りだからこそ、気軽に外に連れ出したい―植木明日子のノートパッカー;絵を本にして物語を感じたい―川口伊代のla fleur;自分たちが使いたいものを、使いやすくつくる―池上幸志・オオダキヌエ(yuruliku)の切手帳
生き返らせると好きな本がもっと好きになる―橘川幹子の改装本)
著者等紹介
嶋崎千秋[シマザキチアキ]
ノンフィクションライター、編集者。大学卒業後、株式会社リクルートなどを経て独立。「仕事」をテーマに、女性誌、経済誌、就職情報誌などの媒体で、3000人以上の働く人を取材。最近ではライフワークとして「日本の手仕事」に携わる人の取材に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsuko
anne@灯れ松明の火
へくとぱすかる
二藍
aoto