内容説明
誰もが簡単に写真を写せる今だからこそ、じっくり考えてみたい写真の基礎知識。露出とはいったい何か?そんな疑問にいちから答える、写真の露出に関する決定版。
目次
序章 知っておきたいカメラとレンズについてのこと
1 露出を理解するための基礎知識(絞りとシャッタースピードの効果;4つの撮影モードの話;露出補正の仕組みとその効果 ほか)
2 光とモチーフによる露出表現の実践(ポートレートと露出;風景(スナップ)と露出
夜の風景と露出 ほか)
3 自分好みの露出を演出してくれるアイテムたち(定常光下での露出計の使い方;ストロボ光を利用した露出計の使い方―モノブロックストロボと露出計の使い方;クリップオンストロボと露出 ほか)
著者等紹介
河野鉄平[コウノテッペイ]
フォトグラファー。1976年東京都生まれ。明治学院大学社会学部社会福祉学科卒業。写真家テラウチマサト氏に師事。写真雑誌「PHaT PHOTO」の編集に創刊号より携わる。2003年独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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もりけい
8
露出だけにフォーカスした内容なので、関連する絞りとシャッタースピードのシーソーのような関係がよくわかる。人を撮るとき逆光は避けがちだったけど、実は露出プラス補正でいい感じになるとは目から鱗。2016/09/30
ほじゅどー
5
★★★写真を撮ることは目の前の情景を像として記録することであると同時に、目の前の“光”をきちんと認識する行為でもある。ちなみに同じ適正露出でも絞りとシャッタースピードの組み合わせはいく通りも存在する。1/2000 f1.4=1/1000 f2=1/500 f2.8=1/250 f4=1/125 f5.6=1/60 f8=1/30 f11=1/15 f16=1/8 f22などなど。2018/06/18
くみちょ
1
デジイチを買ったものの、露出補正を使いこなせていなかったので 読んでよかった。 露出を理解することは、光を知り光をコントロールすることと思う。 初心者でも理解できる易しい内容なので、とりあえずデジイチのオートモードでとれる写真が物足りなくなってきたら本を読みながら、書いていることと同じことをやってみると写真が今より素敵に撮れるようになると思う。 人物の表情は順光より逆光のほうが自然でよくなるというのはその通りだし、それを解決する方法がわかって写真の表現の幅が広がった。 あと、オートモードって凄い。2015/05/16
ムラ
0
紹介されている写真の綺麗さにひかれ おもわず購入 一眼レフを持ってないけども2014/09/12
Aki
0
楽しく読めました。初心者には判りやすく適切な説明内容だと思います。2012/12/30