釉薬・加飾による新陶芸技法―基本テクニックから応用までわかる

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  • サイズ B5判/ページ数 122p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416809310
  • NDC分類 751
  • Cコード C2072

内容説明

貼付、色粘土象嵌、透かし、志野などの粘土加工による装飾と、蝋抜き、天目、和紙染、釉象嵌、上絵付けなどの釉薬をもとにした装飾の伝統的な陶芸技法に、現代的な小道具や溶剤などを使うことで従来とは趣を異にした作品をつくることができます。新技法の基本から応用までを、「テクニック・アドバイス」などをガイドに、分かりやすく解説。

目次

第1章 貼付文―素地と同じ粘土を文様として貼り付ける
第2章 色粘土象嵌―素地色と異なる色粘土を文様として埋め込む
第3章 透かし―素地を刳り貫いた文様をあしらう
第4章 蝋抜き―撥水剤を塗ったところに釉薬が掛からないようにする
第5章 天目―着色剤を塗った木葉を焼き付け、呉須などを吹き付ける
第6章 和紙染―型紙の和紙に下絵具を浸透させて素地に定着させる
第7章 釉象嵌―撥水剤を使用して釉薬の中に別釉薬を埋め込む
第8章 志野―長石の一種を粘土に混ぜ素地から緋色を引き出す
第9章 上絵付け―蜂蜜やメジウムで顔料を練り、スポンジで上絵付けする

著者等紹介

小山耕一[コヤマコウイチ]
日本工芸会正会員。1983年玉川大学文学部芸術学科陶芸コース卒業。日本陶芸倶楽部を経て、東京都台東区竜泉に築窯。1997年第35回朝日陶芸展特別賞。1998年第9回使ってみたい北の菓子器展優秀賞。1999年第61回一水会陶芸部公募展一水会賞。2000年第38回朝日陶芸展奨励賞。第62回一水会陶芸部公募展一水会賞。2001年第13回織部の心作陶展銅賞。2002年第7回酒の器創作展蔵元賞(梅錦賞)。2003年第43回伝統工芸新作展東京都教育委員会賞。2004年第66回一水会陶芸部公募展佳作賞。2007年おおたき北海道陶芸展大賞。2008年第70回一水会陶芸部公募展会員優賞。東京竜泉窯陶芸教室主宰。陶房土の香り、工房「釉」、江古田陶房、陶煌房技術担当。ヤフー!ショッピング陶房りん花で制作販売(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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