画家のブックデザイン―装丁と装画からみる日本の本づくりのルーツ

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画家のブックデザイン―装丁と装画からみる日本の本づくりのルーツ

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  • サイズ B5判/ページ数 223p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416718216
  • NDC分類 022.57
  • Cコード C0072

出版社内容情報

ブックデザインの源流である「装幀と装画」を見直し、その重要性と楽しみを、著名な画家の美装本を多数取り上げ、紹介。書棚で光を放つ永遠の名著と美装本。時代の潮流の中でも色褪せぬ魅力の「画家の装丁」を一挙紹介。

安野光雅 氏、推薦!
「日本を代表する装丁家・小村雪岱など、優れた画家の仕事の一群に私も加えて戴き大変光栄です。」
─安野光雅

【本書 まえがきより抜粋】
電子メディアの発達により紙による印刷文化が見直されつつある今日、敢えて紙の本の持つ役割と本のデザインの重要性を考えてみたい。

現在では本の装丁を「ブックデザイン」と呼ぶことが定着し専門家が活躍している。だが、昔は画家が意匠を凝らして装丁するものだった。

今後、電子書籍の本格的な普及を予想する声もあるが、この機会に改めてブックデザインの源流である「装丁と装画」を見直し、
その重要性と楽しさをお伝えしたい。
著名な画家による美装本を取り上げ、木版印刷や製紙、製本技術など日本の優れた造本文化の魅力にも迫りたい。
明治から昭和初期の名著には美術工芸品かと思うほど粋な装飾が、美しい絵と文字とともに施されている名装丁が多い。

読書が娯楽の中心にあり活字文化が華やかだった時代、本は暮らしの中で輝きを放っていた。

■登場する画家・装丁家
橋口五葉
小村雪岱
木下杢太郎
岸田劉生
竹久夢二
恩地孝四郎
中澤弘光
川端龍子
杉浦非水
藤田嗣治
東郷青児
佐野繁次郎
棟方志功
村山知義
武井武雄
芹沢?介
中川一政
安野光雅
司修

■目次
はじめに
装丁概論
橋口五葉/小村雪岱/木下杢太郎/岸田劉生/竹久夢二/恩地孝太郎/中澤弘光/川端龍子/杉浦非水/藤田嗣治/東郷青児/
佐野繁次郎/棟方志功/村山知義/武井武雄/芹沢?介/中川一政/安野光雅/司 修
作家略歴
Biography
主要参考文献

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はじめに
装丁概論
橋口五葉/小村雪岱/木下杢太郎/岸田劉生/竹久夢二/恩地孝太郎/中澤弘光/川端龍子/杉浦非水/藤田嗣治/東郷青児/佐野繁次郎/棟方志功/村山知義/武井武雄/芹沢?介/中川一政/安野光雅/司 修
作家略歴
Biography
主要参考文献

小林 真理[コバヤシ マリ]
著・文・その他

内容説明

書棚で光を放つ永遠の名著と美装本。時代の潮流の中でも色褪せぬ魅力の「画家の装丁」を一挙紹介。

目次

橋口五葉
小村雪岱
木下杢太郎
岸田劉生
竹久夢二
恩地孝四郎
中澤弘光
川端龍子
杉浦非水
藤田嗣治
東郷青児
佐野繁次郎
棟方志功
村山知義
武井武雄
芹沢〓介
中川一政
安野光雅
司修

著者等紹介

小林真理[コバヤシマリ]
1985年、企画制作会社(株)スタルカ設立・主宰。アートディレクター、画家、装丁家、美術ジャーナリスト。「画家の装丁」「うるしのうつわ」などのテーマで新聞連載や執筆、講演活動を続けている。日本図書設計家協会会長・代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

86
近日のあおでんさんのイベント『好きなことを語る会』の自分発表用予備資料として・・・。 良く知っている近代の画家が作るブックデザインを豊富なカラー写真と大判の本で紹介しているのが洒落ている。やはり橋口五葉の『吾輩は猫である』の仕事は凄いと思う!他には小村雪岱、竹久夢二、東郷青児(コクトーの『恐るべき子供たち』は訳も)が印象に残る。2020/11/25

リッツ

31
素敵~ときめくけど何だか落ち着く。初っ端の橋口五葉から引き込まれた。色といいデザインといい何度もツボにハマる。何年か前にみた月映展思い出したらメンバーの一人恩地孝四郎も載っていて、これだよコレ~♪と。棟方志功の鍵は見覚えある!父親が持っていたの貰ってきたはず!と本棚見たのにない!え~?!激しくガッカリ。題字も画家がかいていたと言うのがまたいいなぁ。2019/04/21

チェアー

11
装丁は本のとても大切な要素だ。本当に素敵な本は美術品でもある。今回取り上げられている中では、恩地孝四郎のデザインが素敵だった。わたしは谷崎の「鍵」は持っている(素晴らしい)。筆者の「見て美しい本しか残らない。すぐに捨ててしまうような本は電子書籍やインターネットにまかせて」という論には反対。2019/02/22

飼い猫の名はサチコ

6
東京国立近代美術館で芹沢銈介の型染、布張りの美本を眺める機会があり、美しさに唸る。麗しい装丁の本が作られた時代の作品を眺めたくて本書を手に取った。恩地幸士郎著「本の美術」からの引用があり、曰く「本は文明の旗だ。その旗は当然美しくあらねばならない。美しくない旗は、旗の効用を無意味若しくは薄弱にする。美しくない本は、その効用を減殺される。即すなわち本である以上美しくなければ意味がない」。本が文化の主役であった時代、芸術家も装丁という舞台で作家に負けじと腕をふるったことがわかる宝石のような作品の数々。眼福。2024/04/09

moyin

6
楽しい一冊。武田泰淳の『富士』の文庫本しか知らなかったので、この中に司修が装丁を担当した単行本を見たとき、衝撃を受けた。2023/02/19

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