出版社内容情報
地球規模ので伝染病により、ただひとり残されてしまった地球最後の男、ヨリック・ブラウンの旅を描いた傑作グラフィックノベル。世界的ベストセラー作家スティーヴン・キングをして「私が読んだグラフィックノベルの中で最高の作品だ」と言わしめた傑作グラフィックノベルの邦訳版が遂に登場!
近年、トップクラスの人気を獲得したコミックブックシリーズのひとつで、アメリカコミック界で最も権威のある「アイズナー賞」の3部門を受賞するなど批評家からも絶賛された傑作中の傑作。
ある日突然、地球上からY染色体を持つすべての哺乳類動物が、地球規模の伝染病により瞬く間に死滅してしまった。
街には死体が溢れ、中枢のほとんどが男で構成されている政府や軍などは壊滅状態、人間社会そのものも崩壊寸前だった。
残されたすべての女性の様々な思惑が錯綜し、世界が混乱するなか、ただひとり残された主人公ヨリック・ブラウン(男性:Y)は、離れ離れになってしまった恋人を探し求めて、ペットの猿アンパサンド(雄:Y)、謎の政府工作員(女性:X)、若き天才遺伝学者(女性:X)と共に旅を始める。
なぜ彼は「地球最後の男(Y:ザ ラスト マン)」となってしまったのか…
ブライアン・K・ヴォーン[ブライアン ケイ ヴォーン]
著・文・その他
ピア・ゲラ[ピア ゲラ]
イラスト
江原 健[エハラ タケシ]
翻訳
内容説明
もしも地球最後の男になってしまったら、自分はどういう行動を取るだろう…まさかこの問いに本当に答えなければならない日が来るとは、22歳・無職・アマチュア脱出マジシャンのヨリック・ブラウンは夢にも思わなかった。地球上の全ての男―そして全てのオスの哺乳類―が死んだことで、ヨリックと彼の飼い猿の“アンパサンド”は、突如、人類の運命を背負うことになってしまった。かくして、壮大な物語が幕を開けた。Y染色体を持つ哺乳類として“唯二”の生き残りである1人の青年と1匹の猿は、男のみを殺した伝染病の謎を解き、人類の未来を守るために旅に出た。地球の反対側にいる女性に一途な思いを寄せる彼1人だけで、はたして人類という種全体を救うことはできるのだろうか…?アズナー賞3部門受賞作品。
感想・レビュー
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