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Y:THE LAST MAN〈1〉

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  • サイズ B5判/ページ数 255p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416716694
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

出版社内容情報

地球規模ので伝染病により、ただひとり残されてしまった地球最後の男、ヨリック・ブラウンの旅を描いた傑作グラフィックノベル。世界的ベストセラー作家スティーヴン・キングをして「私が読んだグラフィックノベルの中で最高の作品だ」と言わしめた傑作グラフィックノベルの邦訳版が遂に登場!

近年、トップクラスの人気を獲得したコミックブックシリーズのひとつで、アメリカコミック界で最も権威のある「アイズナー賞」の3部門を受賞するなど批評家からも絶賛された傑作中の傑作。

ある日突然、地球上からY染色体を持つすべての哺乳類動物が、地球規模の伝染病により瞬く間に死滅してしまった。
街には死体が溢れ、中枢のほとんどが男で構成されている政府や軍などは壊滅状態、人間社会そのものも崩壊寸前だった。
残されたすべての女性の様々な思惑が錯綜し、世界が混乱するなか、ただひとり残された主人公ヨリック・ブラウン(男性:Y)は、離れ離れになってしまった恋人を探し求めて、ペットの猿アンパサンド(雄:Y)、謎の政府工作員(女性:X)、若き天才遺伝学者(女性:X)と共に旅を始める。
なぜ彼は「地球最後の男(Y:ザ ラスト マン)」となってしまったのか…

ブライアン・K・ヴォーン[ブライアン ケイ ヴォーン]
著・文・その他

ピア・ゲラ[ピア ゲラ]
イラスト

江原 健[エハラ タケシ]
翻訳

内容説明

もしも地球最後の男になってしまったら、自分はどういう行動を取るだろう…まさかこの問いに本当に答えなければならない日が来るとは、22歳・無職・アマチュア脱出マジシャンのヨリック・ブラウンは夢にも思わなかった。地球上の全ての男―そして全てのオスの哺乳類―が死んだことで、ヨリックと彼の飼い猿の“アンパサンド”は、突如、人類の運命を背負うことになってしまった。かくして、壮大な物語が幕を開けた。Y染色体を持つ哺乳類として“唯二”の生き残りである1人の青年と1匹の猿は、男のみを殺した伝染病の謎を解き、人類の未来を守るために旅に出た。地球の反対側にいる女性に一途な思いを寄せる彼1人だけで、はたして人類という種全体を救うことはできるのだろうか…?アズナー賞3部門受賞作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すけきよ

12
『ウォーキング・デッド』と感触が似てる。面白いけど、かなりのクリフハンガーで終わってるんで、続きも出してくれないと生殺し…2017/01/26

トーマ

7
Y染色体の生き物が突然死に、唯一の男性となった主人公とそのペット猿。ハーレム漫画に多い設定をリアルに、社会的に描いていて面白い。絶対に最後の男にはなりたくないと思ってしまった。無茶苦茶な設定もあるけれど、こうした物語はやはりアメコミが一番上手い。スティーブン・キングが「私が知る限り、グラフィックノベルの最高傑作」というだけはある。一巻はまだ起と承の部分で、これからの物語が楽しみ。多分というか絶対にドラマ化されるんだろうなぁ(*‘∀‘) グロイ表現があるので、そういったのが苦手な人にはオススメできないかも。2017/06/11

Naah

6
Y染色体を持つ全ての大人、子供、哺乳類が突然死に地球の人口の半数以上が失われてしまった世界でおそらく男唯一の生き残りのヨリックと飼い猿のアンパサンドが彼女のベスに会うために旅をするお話。道中「男の全滅は神の意志」とか言ってるサイコパス集団や他国の政府に絡まれながらも洋画でよく見るアメリカ節な例えや軽口を叩くヨリックを見ているのが楽しい。フルカラーで絵柄もすき。挿絵の劇画は飾りたいほどかっこいい。ラストは気になる終わり方、2巻も楽しみ!2020/07/22

神太郎

2
男だけを死滅させるウィルスにより殆どの男が全滅した世界で唯一生き残った男性を主軸にしたお話。日本でもそれっぽいのがあったけどあっちはハーレムとかそういうのを作る感じだったのに対しこっちは社会派な印象。男性がいる=すぐ子孫を〜ではなく、男の社会は害悪だとか妻として夫の地位を引き継ぐのは正当な権利だと主張する女性等数多くの女性の生き方や考えなんかを描かれてて面白いと思えた。最後の引きも上手く続刊も読みたい。やはり、男女の性差と言うよりも人間性こそが最後は問われてくるよなと思う。2017/03/10

brzbb

1
なぜ人間の男も生物のオスも絶滅してしまったのかという大きい謎でひっぱりながら、男がみな死んでしまったことでいかに男性中心社会だったかを示す、皮肉なユーモアまじりの社会批評と、予想を裏切り続ける意外なエピソードの連続で、ページをめくる手が止まらない。傑作海外ドラマみたいだと思ったけど、『24』の放送が2001年、『LOST』が2004年、『プリズン・ブレイク』が2005年だから、当時はこのストーリーテリングのおもしろさは画期的だったんじゃないか。2020/08/11

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