全文完全対照版 論語コンプリート―本質を捉える「一文超訳」+現代語訳・書き下し文・原文

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全文完全対照版 論語コンプリート―本質を捉える「一文超訳」+現代語訳・書き下し文・原文

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  • サイズ B6判/ページ数 424p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784416716540
  • NDC分類 123.83
  • Cコード C0010

出版社内容情報

「一文超訳」で理解が飛躍的に向上する! まったく新しいアプローチから論語を習得、人生に活かすための現代の完全版。仲間とは? 家族とは? 人間とは? 学びとは? 人生とは?
そして日本人が世界に誇る特性、信義、誠実、勤勉、礼儀正しさの本質とは何なのか?
論語に通じている人や組織は、強くしなやかである。
それは人間の本性をストレートに理解しているからだ。

読むたびに気づきを得る“東洋の大古典”論語の世界。
ただ読み流すのではなく、各項の本質をつかみたい。
そこで、本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、覚えやすい【一文超訳】を掲載。
テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれるので、論語の理解が飛躍的に向上する。
また、主要な人名や日本人に馴染みのない語句には注釈を入れた、現代の論語完全版。

【一文超訳の一例】
「口がうまく、つくり笑いをするような人間に本物は少ない」
「人と誠実につき合い、余力があれば教養を高めよ」
「上に立つ人は、重厚で威厳ある人がいい」
「父に学び、死後3年はやり方をかえるべきではない」
「親しき仲にも礼儀あり。いつも礼と和の調和をはかること」
「約束は道理で判断し、人づき合いは礼に気を付ける」
「子は健康であることが一番の孝行である」
「温故知新ができてはじめて人の師となれる」
「専門バカになるな」
「よく学ぶ人には、仕事と給料が向こうからやってくる」
「過去の歴史を学べば、未来も読める」
「儀式にはもともと意味があるはずで、無駄に思えることでも安易に否定してはいけない」

野中 根太郎[ノナカ ネタロウ]
野中 根太郎:早稲田大学卒。海外ビジネスに携わった後、翻訳や出版企画に関わる。海外に進出し、日本および日本人が外国人から尊敬され、その文化が絶賛されているという実感を得たことをきっかけに、日本人に影響を与えつづけてきた古典の研究を更に深掘りし、出版企画を行うようになる。近年では古典を題材にした著作の企画・プロデュースを手がけ、様々な著者とタイアップして数々のベストセラーを世に送り出している。著書に『『超訳 孫子の兵法』『吉田松陰の名言100 変わる力 変える力のつくり方』(共にアイバス出版)、『真田幸村 逆転の決断術 相手の心を動かす「義」の思考方法』(誠文堂新光社)などがある。

内容説明

仲間とは?家族とは?人間とは?学びとは?人生とは?そして日本人が世界に誇る特性、信義、誠実、勤勉、礼儀正しさの本質とは何なのか?論語に通じている人や組織は、強くしなやかである。それは人間の本性をストレートに理解しているからだ。読むたびに気づきを得る“東洋の大古典”論語の世界を、各話の真髄を凝縮した「一文超訳」と、現代語訳、書き下し文、原文で完全網羅。

目次

学而第一
為政第二
八〓(いつ)第三
里仁第四
公冶長第五
雍也第六
述而第七
泰伯第八
子罕第九
郷党第十
先進第十一
顔淵第十二
子路第十三
憲問第十四
衛霊公第十五
季氏第十六
陽貨第十七
微子第十八
子張第十九
堯曰第二十

著者等紹介

野中根太郎[ノナカネタロウ]
早稲田大学卒。海外ビジネスに携わった後、翻訳や出版企画に関わる。古典を題材にした著作の企画・プロデュースを手がけ、様々な著者とタイアップして数々のベストセラーを世に送り出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takam

4
論語の現代語訳がついていて非常に読みやすい。私は原文では挫折するのが目に見えているので、この手の本はありがたい。内容の方については、論語はいわゆる昔の指導者向けの自己啓発本と言ったところで、宗教のように何かを信じることが大事だという内容ではない。論語は個人間のつきあいであったり、指導者と大衆間での付き合いであったり、必ず他者を意識する内容になっている。昔から読み継がれている自己啓発本だと思えば、かなり先進的かつ普遍的な内容だと思う。孔子先生の教えに完全に従うことは難しいと私は思った質である。2019/04/14

ゼロ投資大学

3
日本に根付く論語の教え。信義、誠実、勤勉、礼儀正しさ、時間に正確なことなど日本人に深く浸透している。徳を重んじ、仁義礼智を誠実に励行することの大切さを教えられる。2021/10/15

Gloria

2
通しで読んだのは初めて. 高校漢文の授業で読んだ箇所は記憶が蘇ってきた. 儒教の年功序列,保守伝統の話が中心かと思ったら意外と学ぶことと仁の大切さが本質なんだなという新鮮な気付き. PhDの今読み直したから感じることが沢山あった. 人生の色んなタイミングで読み取れることが変わるんだろうと思う.2024/01/11

スクワッター

2
★☆☆☆☆ 論語を学ぶには素晴らしい本。現代人でも分かりやすい、かつ原典の最新理解に基づく翻訳、注記が付いており、翻訳者は素晴らしいと思う。論語自体は、東アジアに奴隷道徳を根付かせた最悪の著という感想。日本に育ち、自分の中に染み付いてしまったが抜きたい儒教的価値観が、言語化されたので、読んだ意義はあった。自称賢者のマナー講師による、一言名言集という内容。体系的ではないため、その時々の権力者が悪用して引用しやすい。感銘を受ける部分が1割、当たり前すぎるのが5割、悪影響な価値観が3割、どうでも良い著述が1割。2023/08/29

Taihei

2
現代語訳と書き下し文が並列されていて、自分の訳と野中さんの約を見比べることができて機能的2020/06/19

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