世界の美しき鳥の羽根―鳥たちが成し遂げてきた進化が見える

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世界の美しき鳥の羽根―鳥たちが成し遂げてきた進化が見える

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  • サイズ A4判/ページ数 191p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416715536
  • NDC分類 488.1
  • Cコード C0045

出版社内容情報

世界の美しい鳥の羽根を写真とイラストで紹介。なぜ美しい形や色になったのか進化の謎にせまる。

世界の美しい鳥の羽根を写真とイラストで紹介。色や形、構造など鳥の羽根の美しさの裏側にある進化の謎にせまります。美しい羽根の写真や、ウェブなどでもなかなか紹介されていない珍しい鳥の姿は繊細なタッチのイラストで表現。鳥の専門家はもちろん、美しいものが好きな人にも写真集として楽しめる1冊。

【著者紹介】
藤井 幹:1970年、広島県生まれ。現在は神奈川県在住。鳥の調査や研究、保全活動を行う。子供のころから生き物が大好きで、鳥だけでなく色々なものに興味を持っていた。趣味は羽根集めと冬虫夏草探し。

目次

1章 模様(セイラン;カンムリセイラン ほか)
2章 色彩(カザリキヌバネドリ;キンガシラカザリキヌバネドリ ほか)
3章 形(オシドリ;カモの仲間 ほか)
4章 飛べない鳥(エミュー;ダチョウ ほか)

著者等紹介

藤井幹[フジイタカシ]
1970年、広島県生まれ。鳥の調査や研究、保全活動を行う

松橋利光[マツハシトシミツ]
1969年、神奈川県生まれ。水族館勤務を経てフリーランスのカメラマンとなる。両生類、爬虫類などを中心に、日々フィールドで生物の観察、撮影をしている

舘野鴻[タテノヒロシ]
1968年、神奈川県生まれ。札幌学院大学中退。幼少より熊田千佳慕氏に師事。学生時代は北海道で、昆虫を中心に生物の観察を続ける。1996年、神奈川県にて生物調査とともに生物画の仕事を本格的に始める

かわしまはるこ[カワシマハルコ]
埼玉県生まれ。企業内イラストレーターを経て、現在フリーランスで活動。図鑑や教科書、単行本を中心に生物画を手がけている。2006年より舘野鴻氏に師事。昆虫、植物などの観察方法から教わり、本格的に生物画を学ぶ。飯能市の田畑や山をフィールドにし、絵本を製作中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あじ

68
息を吹きかけると今にも本から抜け出しゆらゆら揺りかごのようになって、宙を舞いそうな羽根たち。一羽の鳥を形成する羽根は、サイズも模様も様々。ジャケットのボタンホールにさり気なく刺したいジュエリーな羽根は、心を空の彼方へ飛ばす魔法を纏っているはず。アオミミハチドリは耳元に紺碧の羽根を立て、ある鳥はアンテナを張るように。コラム欄には興味深い記事が。毒を持つ羽根についてや、野鳥界きってのコレクターについても。ページいっぱいを羽根で見事に飾りつけた写真集。2015/10/21

アナーキー靴下

56
タイトル通り美しい鳥の羽根の写真集。鳥の全体像は小さいイラストのみ、でもそれがいい。個々の鳥の解説も併記されており、淡々とした説明かと思いきや、ほのかなユーモアと、好きな気持ちに溢れていて、これもまたいい。羽根の美しさに魅せられた著者だからか、特に「色彩」の章での羽根愛は熱い。鳥の羽根には触りたくなる、所有したくなる魅力があるのは何故だろう。羽根を使った小物に惹かれるし、昔どこかで買ったクジャクの羽根は宝物だった。もう記憶の中にしかない羽根。しかしそんな思慕とは別格の、フキナガシフウチョウの触ってみたさ。2021/03/27

マリリン

46
鳥の羽根が並んでいるだけでもときめく。華やかな冠羽や尾羽は色彩豊かで見ていて楽しいし特に雄にとって大切なもの 。それぞれの部位には役割があり自然界で生きてゆくために必要な多彩な羽根。表題通り進化が見える。半綿羽やお尻の綿羽はフワフワ感が好き。特に竜骨突起のあたりの半綿羽は頬擦りすると気持ちいい。綺麗に並んだ状態も魅力的だけど自然の中に落ちている状態で見たくなる。2022/04/01

よこたん

39
“羽根は鳥類だけが持ち、鳥類はみな羽根を持っている。” 形に大きさに色彩に、個性の際立つ羽根を持つ鳥の何と多いことか。すうっと長い羽根、独特の曲線をえがく羽根、不思議な模様を持つ羽根、様々な美しい色・色・色に驚くばかり。どういう理由で、自然は鳥にこのようなものをもたらしたのだろうか。ヒヨクドリの緑のバラの花のようなすいーっとのびた羽根、フキナガシフウチョウの触覚のようなオモチャの吹き流しのような羽根が面白く、ハチドリの小さな羽根が可愛らしかった。2017/08/11

リコリス

33
「色彩」のページを開くと色とりどりな羽根がふわふわと宙を舞っているようで引き込まれてしまった。鳥ってものすごくおしゃれかも。羽根一本ずつの下の方の細く柔らかな部分が気持ちよさそうだけどずっと見ているとくすぐったくなってしまった(笑)ライラックニシニッポウソウの青が特に綺麗。大きく花を広げて青空を飛んでいるところ見てみたいなぁ。2017/09/16

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