出版社内容情報
”冬は虫、夏には草になる”
不思議な生態250種類
内容説明
チョウ目、カメムシ目など宿主別に、日本で見られる冬虫夏草約240種を貴重な写真で掲載。採集、観察、分類と同定、効能から歴史まで。
目次
概論編
図鑑編(チョウ目;カメムシ目;コウチュウ目;ハエ目;ハチ目;その他の昆虫;クモなど;ツチダング類;その他の宿主;アナモルフ菌類)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおた
19
漢方で高価な冬虫夏草(虫草)はごく一部、しかも採れるのはチベットだけ。本書は日本で見られる虫草、虫の身体に寄生する菌類の美しい写真がふんだんに使われた図鑑。何より文章が熱い! 菌類の中でもまた一握りの人しか探さないから、発見場所に偏りがありまだまだ新発見が見込まれる。一番メジャーなカメムシタケのように土中で感染する場合もあれば、ヤンマタケのように空気中に菌が漂っていて感染することも(つまりわたしたちも吸い込んでいるのだ!)。シーズンは梅雨から秋口とまさに今が見頃で、意外に都市部の公園にもいるらしいですよ。2020/08/23
わーいわーい
1
直視できない。だが、見てしまうみたいな怖いもの見たさ。ホラーに近い。たまたまある理科展で知って、手にした。また台湾ではこれを食するという。信じられないが、生命の多様性に脱帽。一見の価値あり。2018/04/10
takao
1
ふむ2017/05/31
はにゅ
1
薬膳の食材として聞いたことある人多いですよね。この本には、いろんな虫から生じる冬虫夏草を紹介しています。ネットでもいろんな冬虫夏草画像があるけど、ちゃんと解説があると便利なのです。2014/06/15
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