出版社内容情報
天気図の見方など登山時に必要な気象の情報を初心者でもわかるように解説した登山・ハイキングを安全に楽しむため一冊。
天気図の見方や、急な気象の変化への対応など、登山の際に必要とされる気象の情報を、初心者でもわかるように写真やイラストで解説する。季節によってそれぞれ注意点が異なる山の天気の特徴を知る「山の天気の基礎知識」や、実際に起きた「気象遭難」のケースや、チャート式の「気象遭難防止マニュアル」など、登山・ハイキングを安全・安心に楽しむための情報が満載の一冊。山の気象統計やネットやスマートフォンを使った気象情報の集め方、用語解説などデータ部分も充実。
1章:「春山と気象」
2章:「夏山と気象」
3章:「秋山と気象」
4章:「冬山と気象」
5章:「天気の基礎の基礎」
6章:「変わる天気、そんな時」
巻末「こんな時どうする? 行動チャート」
天気予報用語集
【著者紹介】
1965年生まれ。千葉県出身。日本の気象予報士。1988年駒澤大学文学部地理学科卒業。1990年筑波大学大学院環境科学研究科卒業。1995年に第1回気象予報士試験に合格。「ズームイン!!SUPER」など日本テレビ系列を中心にお天気キャスターとしてメディア出演多数。駒澤大学や神奈川大学非常勤講師もつとめる。専門は気象学だが、大学では自然地理学も教えている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuyuki Watanabe
3
天気が良ければ、あまり気をつけなくても登れてしまう山でも、天候が急変すると、途端に危険度が増すことを再確認できる本。 色々なあるある事例が載っているので、初心者、地図やコンパスなど使わずに登っている方には、読んでもらいたい本。 地図やコンパスの使い方は、書いてありません。 山での天気に関することを中心に、遭難事例について書かれています(^_^)b2014/12/20
村澤祐輔
2
山の天気の変わりやすさとその予測の難しさに改めて気づかされました。特に気象遭難防止チャートは、初心者からベテランまで、登山者全員にとって非常に有益なツールとして感じました。この本の中で紹介されている多くの実例を通じて、山の中の気象の不確実性と、それに対する適切な備えの大切さを学ぶことができました。2023/10/18
ともたか
0
山の天気がわかれば平地の天気もわかる。 そんな気がする。ただその逆はないのだろう。 山に登るならば天気の判断は自分でもできる 知識を持ちたいものだ。2014/08/29
手ぬぐいゲッター
0
危険なことに遭遇した事例が良かったです。2014/08/23
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