花活けの手びき―四季の花で、凛とした空間をつくる

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花活けの手びき―四季の花で、凛とした空間をつくる

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  • サイズ B5判/ページ数 143p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416712085
  • NDC分類 793
  • Cコード C0076

出版社内容情報

花がそこにあるだけで、場の空気が不思議と潤う。第一線で活躍するフラワースタイリスト 谷匡子さんによる、心揺さぶる花あしらい。

花で作品を作り込むのではなく、花によって場の空気を作る。

そこでは花は主役でなく、あくまで人の心を和ませ、心地よい空間を感じてもらうための脇役。それが、谷匡子さんのフラワースタイリングの基本的な考え。そして、ショップやレストランでの生け込みから写真撮影のための花のスタイリングまで、花を必要とされるあらゆる場所でフラワースタイリングを手掛けるのが、フラワースタイリストという仕事。

そのフラワースタイリストとして第一線で活躍されている谷さんは、身一つでこの仕事を始めて25年。谷さんのあしらう花は、何気なくて印象的で、さまざまな人から愛されています。ただやみくもに活けるのではなく、心から花が好きで、真剣に長年向き合ってきたからこそ生まれる想いが、見る人の心を温めてくれるようなやさしい花。

そんな素敵な花活けを、季節ごとに違う場所で見せてもらいました。

レトロな洋裁学校で、日本家屋をリノベーションした茶房で、スタイリッシュなインテリアショップで、素朴で懐かしいようなアンティークのお店で……美しい写真でおくる、心に響く四季折々の花々。随所に花を活けるヒントも満載です。そのほか、花を活けるのに欠かせない器や、ハサミなどの道具、季節の花、活けた場所・お店の紹介も。

花のくれる潤いに満ちた、心なごむ至極の一冊。

第一章 春から初夏の花を。
5月 皐月の花 和菓子・茶房『楳心果』に活ける
6月 水無月の花 レトロな洋裁学校『星丘学園』に活ける
7月 文月の花 インテリアショップ『TIME & STYLE』に活ける

第二章 夏から秋の花を。
8月 葉月の花 緑生い茂る、那須の畑に活ける
9月 長月の花 器作家、田宮亜紀さんの工房にて、活ける
10月 神無月の花 小さなヘアサロン『Taneru』に活ける

第三章 晩秋から冬の花を。
11月 霜月の花 和家具アンティーク『DOUGUYA』に活ける
12月 師走の花 ブロカントショップ『帆風舎』に活ける
1月  睦月の花 早朝の静謐な茶房に、活ける

第四章 冬から早春の花を。
2月 如月の花 アンティークショップ『WHITE CUBE』に活ける
3月 弥生の花 素朴で温かな空間『SEWING GALLERY』に活ける
4月 卯月の花 日本家屋の和菓子店『楳心果』に活ける

第五章 花活けに欠かせないもの。器、道具、ノート

第六章 季節の花のこと。

活けた場所・お店紹介。

【著者紹介】
フラワースタイリスト、挿花家。兵庫県生野町に生まれ、5歳より生け花を習う。栗崎昇氏、濱田由雅氏に師事。1986年にアトリエ ドゥ セを設立。那須の畑で生産者の手によって大事に育てられた花を、TIME & STYLE RESIDENCEにて活けている。そのほかフラワースタイリストとして幅広く活躍。月に一度、花を楽しむ会も開催中。

目次

第1章 夏が来る。
第2章 慈しむ秋。
第3章 静かな冬と。
第4章 春を迎える。
第5章 花活けに必要なもの。
第6章 季節の花のこと。

著者等紹介

谷匡子[タニマサコ]
兵庫県生野町に生まれる。5歳から生け花を習い、その後、栗崎昇氏、濱田由雅氏に師事。1986年にアトリエ ドゥセを設立。インテリアショップ「TIME & STYLE RESIDENCE」をはじめ、フラワースタイリストとして幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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S

0
花はもちろん、器や一緒に写っている物、飾っている場所、そして文章がとても綺麗。2020/03/15

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