出版社内容情報
キュウリの営利栽培技術について、生理・生態、栽培の基本技術、生産事例を詳しくまとめた生産技術書。
キュウリを営利生産するために必要な生産技術をまとめた栽培書。
第1部では、「生理・生態」について、雌花と雄花の着生の仕方と品種、開花と結実の生理、果実の生長の様子や曲がり果のメカニズム、葉の生理、根の生理、などを解説。第2部では、生産に直接結びつくキュウリの特徴や品種、作型の特徴、管理のポイントなどを分かりやすくまとめている。第3部では、生産の事例として促成栽培中心に周年生産する埼玉県の事例と、促成栽培と夏秋栽培が地域で分かれている熊本県の事例を紹介している。
第1部「キュウリの生理・生態」
?T、来歴と品種、?U、花の形成、?V、開花と結実、?W、果実の生長、?X、葉の生理、?Y生育環境と根の生理、?Z、生理・生態とポリアミン
第2部「キュウリ栽培の基本」
?T、キュウリの性状、?U、品種の発達、?V、キュウリ栽培と収量構成、?W、作型の特徴と品種、?X、生産段階と管理のポイント
第3部「生産事例」
埼玉県の生産事例、熊本県の生産事例
【著者紹介】
埼玉県園芸試験場野菜栽培を研究、元園芸試験場長
目次
第1部 キュウリの生理・生態(キュウリの来歴と品種;キュウリの花の形成;キュウリの開花・結実;キュウリ果実の生長 ほか)
第2部 キュウリ栽培の基本(キュウリの性状;品種の発達;キュウリの栽培と収量構成;作型の特徴と品種 ほか)
第3部 キュウリの生産事例(埼玉県におけるキュウリの主要作型と栽培技術;熊本県におけるキュウリ栽培)
著者等紹介
稲山光男[イナヤマミツオ]
1962年埼玉県農業試験場・越谷支場に勤務。1967年埼玉県園芸試験場・そ菜花き部(そ菜担当)。1991年埼玉県園芸試験場・そ菜部長(主に、施設栽培キュウリの品種特性調査、作型開発、増収技術、高品質生産技術、およびキュウリの施設栽培における環境制御法などの試験研究に従事する)。1996年埼玉県園芸試験場・副場長。1997年埼玉県園芸試験場・鶴ヶ島洪積畑支場長。2000年埼玉県農林部組織改正により埼玉県園芸試験場から、埼玉県農林総合研究センター・園芸支所となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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