出版社内容情報
かゆがる愛犬のアレルギー症状をコントロールするために、暮らしの中でできるポイントと食事の与え方を解説。対応レシピも多数掲載。
動物病院を訪れる犬たちの過半数が、皮膚病と言われています。そのうちの多くが、ハウスダストや食物などに反応して皮膚病が発生する「アレルギー性皮膚炎」。犬の場合、アレルギーが発症すると完治することはむずかしく、原因となるアレルゲンを避け、症状とうまくつきあいながら暮らしていくことがポイントです。飼い主は愛犬のアレルギー症状についてよく理解し、愛犬を上手にコントロールしてあげることで、かゆみを抑え快適に過ごすことができるのです。
この本は、かゆがる愛犬に対して飼い主としてどんなことがしてあげられるのか、症状の診断や治療法などの正しい理解から、暮らしの中でアレルゲンを防ぐためのコツ、シャンプーやサプリメントなどによる皮膚のケア、そして食物アレルギーの愛犬に対応したレシピの作成法まで網羅した１冊です。
最新研究に基づいたアレルギー症状への対処をわかりやすく解説するとともに、特に飼い主の悩みどころである食物アレルギーの愛犬に対応した食事について、栄養学を踏まえた与え方を徹底解説。愛犬との食の時間を豊かなものにする手作り食のレシピも豊富に掲載しています。
PART１ もしかしてうちの愛犬もアレルギー？「アレルギー性疾患のきほんを知ろう」
PART２ 暮らしの中でできるノウハウいっぱい！「獣医さんと取り組むアレルギー最新治療
PART３ 栄養バランスがとれたレシピの作り方「食物アレルギーに対応した食事とは？」
PART４ 週末やイベントにひと手間かけて作る！「愛犬がよろこぶアレルギー対応アイデアレシピ」
PART５ 暮らしの工夫と実践レシピを大公開「実例でわかるアレルギーとの上手なつき合い方」
【著者紹介】
小方宗次（おがた・むねつぐ）●ヤマザキ学園大学准教授、獣医学修士。麻布大学付属動物病院にて、数多くの皮膚疾患の犬や猫などの治療にあたるアレルギー性皮膚疾患の分野における第一人者。著者や研究論文も多数。
内容説明
最新治療法から生活のコツ、レシピの作り方までわかる！愛犬がよろこぶアレルギー対応実践レシピ。
目次
１ ビジュアルでよくわかる！アレルギー疾患の基礎知識
２ 暮らしのなかでできるノウハウいっぱい！獣医さんと取り組む最新アレルギー治療
３ 栄養バランスがとれた基本レシピ考案 食物アレルギーに対応した食事の与え方
４ 週末や特別な日にひと手間かけて楽しもう！愛犬がよろこぶアレルギー対応アイデアレシピ
５ 暮らしの工夫とレシピを大公開！実例でわかるアレルギーとの上手なつき合い方
愛犬のアレルギー対策参考資料集
著者等紹介
小方宗次［オガタムネツグ］
１９６８年麻布獣医科大学（現・麻布大学）卒業、大学院修士課程修了。麻布大学で獣医内科学、獣医療倫理、動物福祉などの教育に携わる。附属動物病院の皮膚科診療担当。現在、ヤマザキ学園大学で動物看護学教育に携わる
斑目広郎［マダラメヒロオ］
１９５７年生まれ。北海道出身。麻布大学教授。北海道大学獣医学部卒、北海道大学大学院獣医学研究科博士課程修了。獣医学博士。獣医病理学専門家。北里大学（獣医畜産学部）実験動物学教室教員を経て、１９９９年から麻布大学（附属動物病院）勤務。１９９０年‐９１年、ザンビア大学獣医学部講師（獣医病理学）（ＪＩＣＡ専門家）出向。１９９５年‐９６年、スイスベルン大学（Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ ｏｆ Ａｎｉｍａｌ Ｎｅｕｒｏｌｏｇｙ）留学
川原井晋平［カワライシンペイ］
１９７７年生まれ。千葉県出身。２００３年、麻布大学獣医学部卒業、獣医師免許取得。２００７年、東京大学農学生命科学研究科博士課程修了。獣医学博士取得。２０１０年、麻布大学獣医学部小動物臨床研究室／附属動物病院皮膚科助教に着任。専門は動物の皮膚疾患、特にアレルギー性皮膚疾患。研究は動物の遺伝性皮膚疾患、皮膚や被毛の質と犬種、病気の関連性について（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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