出版社内容情報
ハムスターを飼育するとあらゆる問題に直面する。その問題を環境、エサ、しつけ、病気などにカテゴリー分けし、1問1答形式で解答。
ハムスターはその小さな体に、愛くるしい表情、コミカルな行動を見ているだけでも楽しくなってくるので、子供だけではなく幅広い層に人気があり、数多く飼育されている。ジャンガリアン、ゴールデン、チャイニーズ、ロボロフスキーなどの種類の中で、現在は中では小型のジャンガリアンハムスターが主流であり、パールホワイト、ブラックなどの毛色もあり、色々なカラーバリエーションを選んだりするなど、単に飼育する意外にも楽しみ方も多い。
ただ、2年近い短命ということもあり、その期間をいかに幸せに暮らさせるかが飼い主たちの強い思い出である。ハムスターはげっ歯目というネズミなどの仲間で、常に何かをかじり続けなければ歯が伸び続ける習性や、夜行性ということもあり、子供たちが起きているときには、巣箱で寝ているなど、意外な面があり、飼ってみてからとまどう飼育者も少なくない。
同書は、そんなビギナー飼い主たちのほんの些細な悩みから、ハムスターの生死に関わるような問題までを丁寧に答える。実際の飼育の現場で起きている問題の中から、頻度の高い問題を中心とするが、医学的な問題からベテラン飼い主でなければ分からないことにも答える。飼育者にとって「あるあるそういう悩み」にしっかり答えるお悩み解決の助けになる1冊である。
1、種類編:種類はどれくらいありますか? 種類によって正確は違いますか? 他 2、暮らし編:隠れ家から出ません かじり木をかじりません お部屋で放し飼いはいいですか? 机の上で遊ばせてもいいですか? 他 3、食事編 ペレットの量はどれくらい? 大人と子供では量、質は変えた方がいい? おやつはいつどれくらいどんなものを? ペレットを食べなくなりました 他 4、体とケア:ブラッシングをしたいのですが? 基本的な体重は? 5、健康と病気 歯がかなり伸びて来ました大丈夫ですか? 睾丸がかなり大きくなってしまった くしゃみをする 下痢が止まらない風邪をひきますか? 他 5、コミュニケーション編 何を考えているのかわからない なつきません 手で持つ事ができません トイレで排泄しなくなりました 他 6、行動編 体をかきむしります うんていをやめません 回し車をまわしません。他 7、繁殖編 赤ちゃんハムスターを産ませたい 親と違う毛色の子が産まれてきた 他 8、こんなときどうする編 どうしても手放さなければならなくなった 拾ってしまった ハムスターアレルギーが出てしまった 他
【著者紹介】
大野瑞絵:小動物を中心とした動物ライター。1級愛玩動物飼養管理士・ペット栄養管理士・野菜ソムリエ(ジュニア)・雑穀エキスパートほか。著書として当社発行『小動物ビギナーズガイド ハムスター』『ウサギの救急箱 100問100答』など小動物のタイトル(鳥、熱帯魚、爬虫類以外)はほとんど手がける。『ウサギの時間』のメインライターとしても活躍中。
内容説明
ハムスターとの暮らしの中で起こる、疑問や悩みに1問1答形式で答える。
目次
種類&カラーバリエーション編
暮らし編
お世話編
食餌編
体とケア編
行動編
コミュニケーション編
繁殖編
病気編
こんなときどうするの編
著者等紹介
大野瑞絵[オオノミズエ]
東京生まれ。書籍、雑誌等で活動中。1級愛玩動物飼養管理士
一柳あき[イチヤナギアキ]
香川県生まれ、大阪育ち。高校卒業後はアメリカへ留学し環境学を学ぶ。帰国後、シリアスホビーブリーダーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。