内容説明
現在、鳥の医学は発展途上にあると言えます。診療、治療についても様々な考え方が存在し、飼育者も獣医師も混迷し続け、多くの鳥たちが病に苦しんでいるのが現状です。本書は、一般飼育者だけでなく、動物看護師、ペットショップ関係者、鳥の診療を行う獣医師、すべての飼い鳥を愛する人たちの参考となるよう鳥の医学の知識と専門的な最新の情報を網羅しています。
目次
第1章 鳥類の体のしくみ
第2章 感染による病気
第3章 繁殖に関わる病気
第4章 栄養失調による病気
第5章 中毒による病気
第6章 消化器に関わる病気
第7章 泌尿器・呼吸器・循環器・内分泌器の病気
第8章 神経の病気と問題行動
第9章 その他の病気と事故
第10章 鳥の看護
著者等紹介
小嶋篤史[コジマアツシ]
鳥と小動物の病院リトル・バード院長。1998年北里大学獣医畜産学部獣医学科卒業、1998年川崎にて動物病院勤務、2000年横浜にて鳥の病院勤務を経て、2002年「鳥と小動物の病院リトル・バード」を開業。所属学会:鳥類臨床研究会(副会長/編集長)、Association of avian veterinarians、エキゾチックペット研究会、日本獣医学会、鶏病研究会、日本獣医師会/東京都獣医師会世田谷支部など。併任:ヤマザキ学園大学、ヤマザキ動物専門学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すず
2
鳥さんたくさんかっているのでためになりました。2013/03/22
sio
1
何かあっても無くても都度読んでいる。2010年の出版だが鳥の体の構造、病気、看護、身近にある有害物質などが引き起こす症状など一般人が理解できるように体系的に書かれている(まだ何とか普通に買える)唯一の専門書。鳥の医療は日々更新されるので最新情報収集に努めつつ本気で鳥を飼育する気があるなら必携の1冊。著者の新人獣医向けの内容を一般向けに改変したセミナーもとてもわかりやすいものだった。値段に引くかも知れないがそれ以上の価値がある。
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