内容説明
「遊びをせんとや生まれけむ」一生懸命に歌いしゃべり踊り、ヒトによりそって羽づくろいするインコ・オウムたちの姿を見ると、そんな古い言葉を思い出します。生まれながらに愛にあふれ、生きることを楽しみ、ヒトを愛しヒトに愛されることを喜びとする彼らとの暮らしは本当に素晴らしいものです。共に暮らす中で、彼らから与えられるもの、教えられることのいかに多いことか、日々痛感させられます。「生きることって、そんなに悪いことじゃないな」そんな気持ちにさせてくれる彼らとの生活。この本はそんなインコ・オウムたちとの素敵な暮らしをご紹介し、ヒトも鳥も、そして社会まですべてが快適で健康な生活を楽しむ方法を考えるためのものです。
目次
1 コンパニオンバードの魅力
2 迎える前に
3 お迎えの準備
4 日常の管理
5 コンパニオンバードの食生活
6 鳥を迎えて―家族になるために
7 インコと遊ぼう
8 おしゃべりと芸のトレーニング
9 インコとオウムのしつけ
10 インコ・オウムの病気対策
11 インコと楽しくいつまでも
著者等紹介
磯崎哲也[イソザキテツヤ]
昭和30年代中頃の生まれ。大阪で少年期を過ごし上京、早稲田大学を出る。鳥とのつきあいは小学校の飼育係から始まり、30年以上。愛鳥を病気でなくして以来、体系的な勉強の必要性を痛感。「飼養管理に満点はない」を座右の銘に、常に欧米の先進飼養管理情報の入手と咀嚼に努めている。ヨウム、オオハナインコ、キエリボウシインコ、アケボノインコとの暮らしを満喫中。一級愛玩動物飼養管理士
木下隆敏[キノシタタカトシ]
1962年東京都生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒。カメラマンとしてコマーシャルフォトの世界に身を置く傍ら、ライフワークとして水中と南の島を撮り続けている。現在は横須賀の海の見える部屋でオカメインコ2羽とセキセイインコ8羽に囲まれて暮らす一児のパパ
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