出版社内容情報
もともとフランス料理にはソースはかかせない存在です。
それは家庭でも同じ。何らかのソースをかけて食べることが多いもの。
硬い肉やパサついた肉も油分のあるソースでおいしくなり、
焼いた肉、蒸した魚、野菜などのうまみが詰まったソースを、パンでぬぐって残さずいただくのがフランス流。
本書では、フランス人が家庭で作るソースを3つのカテゴリに分けて解説します。
・温かい白いソース sauces chaudes blanches 白ワイン、クリームなどを使ったソースおよびベシャメルソースなど
・温かい赤いソース sauces chaudes rouges 赤ワインを使ったソースやトマトソースなど
・冷たいソース sauces froides ソース・ビネグレットおよびマヨネーズソースなど
また使い方も3種類あり、ソースを下に敷く「ソーセ」、上からかける「ナッペ」、ソースであえる「メランジェ」など。
それぞれ料理にあった使い方も解説。
決して無理はしないけれど、豊かな食を楽しむフランス人の知恵がつまった1冊です。
【目次】