出版社内容情報
美しい装丁を手がける21名(組)のデザイナーのブックデザイン600点以上を収録。
美しい装丁を手がける21名(組)のデザイナーの代表作や新作を含むブックデザインを、デザイナー毎に、デザイナー本人による解説とともに紹介しています。
掲載点数は600点以上。コンセプトやデザインの意図など、メイキングの解説だけでなく、本文やカバー・表紙に使われている用紙の種類や、印刷や製本に関する情報も記載しています。
巻頭インタビューでは、マツダオフィスおよび出版社「牛若丸」を主宰し、オブジェとしての本づくりを追求する松田行正氏に、デザイナーでありながら出版社を主宰する独自の活動スタイルについて伺いました。
思わず手に取りたくなるような装丁には、どのようなアイデアやテクニックが詰まっているのか、デザインの視点が学べる1冊です。
■紹介するデザイナー
松田行正/佐藤直樹/ミルキィ・イソベ /鈴木成一/白井敬尚/服部一成/細山田デザイン事務所/大久保明子/林琢真/川名潤/吉岡秀典/芥陽子/大西隆介/石間淳/鈴木千佳子/中野豪雄/重実生哉/惣田紗希/長田年伸/矢萩多聞/鈴木久美
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目次
松田行正
佐藤直樹
ミルキィ・イソベ
鈴木成一
白井敬尚
服部一成
細山田デザイン事務所
大久保明子
林琢真
川名潤
吉岡秀典
芥陽子
大西隆介
石間淳
鈴木千佳子
中野豪雄
重実生哉
惣田紗希
長田年伸
矢萩多聞
鈴木久美
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すーぱーじゅげむ
12
ブックデザイン集です。表紙・裏表紙の装丁だけでなく、紙質や文字・余白の大きさまでデザイナーさんが関わることができるんだ、と驚きでした。小説の場合、テキストしかない状態で膨らむイメージは個人差があって、その中でその人の表紙が顔になるんだから責任重大だよなぁ。芥川賞は雑誌掲載状態で受賞するパターンがあり、大急ぎで単行本のデザインをしなきゃいけないから大変。数学の教科書の表紙は、敬遠されないようポップな感じでという注文。まぁこんな私の言葉より、見ていて楽しい図録です。2024/07/13
アメヲトコ
6
2024年6月刊。ブックデザインの最前線で活躍する21名(組)のデザイナーの仕事をまとめた一冊です。お値段はそこそこしますが白井敬尚さんが掲載されているので思わず買ってしまいました。デザインは多種多様なので、私には何一つ良さが分からない仕事もありましたが、この本で知った中では石間淳さん、重見生哉さん、鈴木久美さんのお仕事などは個人的に好み。おりおりにパラパラめくりたい本です。2024/07/10
kaz
3
全部が美しいとも思わないが、奇抜なデザインも含め、興味深い。この内容にこのデザインかと思わせるものも多々。図書館の内容紹介は『美しい装丁を手がける21名(組)のデザイナーの代表作や新作を含むブックデザインを、デザイナー本人による解説とともに紹介。本文やカバー・表紙に使われている用紙の種類や、印刷や製本に関する情報も記載』。 2024/07/20