出版社内容情報
文鳥とインコは鳥類でありながら、遺伝子レベルでは、小型のサルとリス以上の隔たりがあります。
一方で「鳥」という存在として、種を超えて、心理や行動にとても近い部分もあるのです。
文鳥とインコの進化をひもときながら、両者の心理や行動の違いを知ることで、鳥たちとより良い付き合いをしていける可能性があります。
文鳥の心理やその進化、人間に対する意識を知ることを通して、よりよいインコやオウムとの暮らしを作り上げることができます。
逆に、インコやオウムの心理やその進化、人間に対する意識を知ることで、より良い文鳥との暮らしを作り上げることができるでしょう。
鳥たちがどのように進化して、今の姿になり、鳥たちがどのような世界を見て、音を、声を聞いているのか。感情はあるのか。鳥同士だけでなく人間への意識はあるのか。
文鳥とインコを比較しながら深く知り、彼らの心に寄り添い、幸せな鳥たちとの暮らしを手に入れましょう。
目次
1 文鳥、インコの進化、生態と日本人(暮らしてわかる人間との近さ;文鳥と日本人 ほか)
2 文鳥・インコの気持ちと感情(自分を鳥だと思っている?;好きになった相手が好き ほか)
3 鳥たちの生活のこだわり(とまり木にこだわる生活;とまり木の移動 ほか)
4 鳥たちの人間に対する意識(鳥たちにとって人間とは?;人間の見きわめ ほか)
5 幸せに暮らすために知っておきたいこと(パニックも、もともとは重要な習性;文鳥とインコの安全な暮らし ほか)
著者等紹介
細川博昭[ホソカワヒロアキ]
作家。サイエンス・ライター。鳥を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学・技術を紹介する記事も執筆。日本鳥学会、ヒトと動物の関係学会、生き物文化誌学会ほか所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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