フィールド探索記<br> 日本のサンショウウオ―46種の写真掲載 観察・種同定・生態調査に役立つ

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フィールド探索記
日本のサンショウウオ―46種の写真掲載 観察・種同定・生態調査に役立つ

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  • サイズ B5判/ページ数 192p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416620748
  • NDC分類 487.84
  • Cコード C0376

出版社内容情報

1年の半分以上をフィールドでの生物撮影に取り組む、著者、川添氏は、日本のサンショウウオを全種撮影することに成功した。特別天然記念物のオオサンショウウオの他、目にすることの少ないサンショウウオを網羅した、唯一無二の書籍。

DNA解析による分類で近年、目まぐるしく新種が発見されている日本の爬虫類・両生類。日本は世界的に見るとサンショウウオの聖地とも言える国で、新たな分類や種類について各国の研究者や愛好家に注目されている。サンショウウオは、わが国独特の豊富かつきれいな水と険しい山々から滲み出す清水を象徴する生き物だが、彼らの姿はほとんど知られていない。「山の中にある小さな宝石を探すのと同程度にサンショウウオを見つけるのは困難」と言われるが、まさにそのとおりで、探しに行っても、出会えるチャンスは少ない。生態や生活史が不明な点も多く、ベテラン愛好家や研究者でも難しい。

本書では、日本のサンショウウオを全種写真だけでなく、観察・撮影してきたエピソードを博物誌も交えつつ紹介する。一部の地域では現在も山深い集落の貴重なタンパク源としてハコネサンショウウオが食用にされていたり(福島県檜枝岐)、石鎚山(愛媛)の石鎚神社ではシコクハコネサンショウウオを配っていた風習もある。そんな人間と彼らとの関わりについても触れる。
最新の分類に基づいた日本に生息するサンショウウオの全種の写真を、地域個体群やバリエーションと共に、可能なかぎり卵嚢や幼生・幼体・生息地写真も掲載し、資料的価値もかなり高い1冊。

■目次
山紫水明に生きる

山椒魚探索記

日本で見られるサンショウウオたち

・オオサンショウウオ科オオサンショウウオ属

・オオサンショウウオ科ハコネサンショウウオ属

・サンショウウオ科ハコネサンショウウオ属(ハコネサンショウウオ/キタオシュウサンショウウオ/バンダイハコネサンショウウオ/タダミハコネサンショウウオ/ツクバハコネサンショウウオ/シコクハコネサンショウウオ) 

・サンショウウオ科キタサンショウウオ属(キタサンショウウオ) 

・サンショウウオ科サンショウウオ属(エゾサンショウウオ/オウダイガハラサンショウウオ/ヒダサンショウウオ/ヒガシヒダサンショウウオ/ブチサンショウウオ/チクシブチサンショウウオ/チュウゴクブチサンショウオウ/イシヅチサンショウオウ/アカイシサンショウオウ/コガタブチサンショウウオ/イヨシマサンショウウオ/ツルギサンショウウオ/マホロバサンショウウオ/クロサンショウウオ/サンインサンショウウオ/ホクリクサンショウウオ/ミカワサンショウウオ/セトウツサンショウウオ/ヤマトサンショウウオ/トウキョウサンショウウオ/トウホクサンショウウオ/ツシマサンショウウオ/カスミサンショウウオ/ヤマグチサンショウウオ/オオイタサンショウウオ/トサシミズサンショウウオ)
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目次

山紫水明に生きる
山椒魚探索記
日本で見られるサンショウウオたち
オオサンショウウオ科オオサンショウウオ属
サンショウウオ科ハコネサンショウウオ属
サンショウウオ科キタサンショウウオ属
サンショウウオ科サンショウウオ属

著者等紹介

川添宣広[カワゾエノブヒロ]
1972年生まれ。早稲田大学卒業後、2001年に独立。爬虫類・両生類専門誌『クリーパー』をはじめ『ヒョウモントカゲモドキ品種図鑑』(誠文堂新光社)などのほか、手がけた関連書籍・雑誌多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たまぞう

0
行間の節々から人間社会への厭世観がやんわりうかがえて、もしかしたら著者はやや神経質な人柄?とちょっと身構えてしまった。また図鑑なのに、幼生/幼体/成体の違い、サンショウウオと他の両生類の違いなど、基礎的な事項について解説がない点も惜しい。でもそれを差し置いても、日本のサンショウウオ全種を収録するべく全国津々浦々をめぐって探し歩いた際の数々のエピソードを惜しみなくつづった「山椒魚探索記」は、観察記録として一級品の読み物でとても面白かった。その成果である写真もひたすら美しく、愛らしい。著者の泥臭い努力に感謝。2023/07/01

ST

0
オオサンショウウオが好きなのですが、サンショウウオについてあまり知らなかったので、読んでみました。日本の46種のサンショウウオのうちオオサンショウウオ以外は20cm未満であり、東京にも生息する種があることや幼体は魚ともオタマジャクシとも違う姿であることは初めて知りました。オオサンショウウオは150cmに達する個体もあり、水面から見る姿は恐怖すら感じますが、他の種は手に乗るほどの大きさで非常に可愛らしく感じました。2022/08/21

kaz

0
サンショウウオと言えば、オオサンショウウオとそれ以外という認識でいたが、それ以外も地域ごとに微妙に異なる。よく比べないとわからないが、観察者にとってはこういう本が役に立つのだろうとは思う。図書館の内容紹介は『山紫水明に生きるサンショウウオは、日本の自然の豊かさを象徴する生き物だ。日本に分布している46種のサンショウウオを、多数の写真を添えて紹介する。探索の体験談も収録』。 2022/03/18

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