出版社内容情報
爬虫類・有鱗目・トカゲ亜目・ヤモリ上目に分類される「ヤモリ」の魅力的な色や模様、造形の生体写真を存分に楽しめます。
また、野生下での生態情報は、ヤモリの生き様がリアルにわかります。
飼育動物としても人気があるので、飼育環境、餌、接し方、病気などの飼育に役立つ情報も掲載しています。
アカデミックな図鑑では追いきれない地域の色変わりや、人為的な繁殖(掛け合わせ)による表皮の色や模様のバリエーションもファン垂涎の書となります。
例えば、オウカンミカドヤモリは環境によって同種でも表皮の色や模様が違い、ヒョウモントカゲモドキは掛け合わせで多くのカラーが出てきています。
そのカラーバリエーションも充実していて、見どころとなります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
70
図書館本 実はわたし、両生類があまり得意ではないのです。この手の本って、爬虫類と両生類が一緒になっていることが多いのですが、今回はヤモリのみ!ということで個人的に安心しながら読みました。お馴染み「ニホンヤモリ」かわいいですねぇ。外飼いしてます(笑 しかし海外の愛好家にとっては垂涎モノだとか。本書のヘビ編もあるようなので、読んでみたいです。2021/01/14
kaz
0
ヤモリと言えば、家の窓にへばりつくが、害虫等を食べてくれるので粗末にしてはいけない地味な爬虫類というイメージしかなかったが、色にしても形にしてもこれほど多様な種類がいるとは夢にも思わなかった。著者ほどにヤモリを愛する気にはならないと思うが、案外、かわいい顔をしている。図書館の内容紹介は『オウカンミカドヤモリ属、カメレオンヤモリ属、イロワケヤモリ属、マダガスカルネコツメヤモリ属…。トカゲモドキ科以外のヤモリ下目にフォーカスし、分類、改良品種、生態・飼育・繁殖を写真とともに解説する』。2020/12/10