出版社内容情報
市民による市民のための美術館、そしてイギリス最大の美術館として知られるロンドン・ナショナル・ギャラリー。
大英帝国のよき面影漂う館内には、世界の美術館が羨望し手本にするという質の高い絵画がずらり。
ダ・ヴィンチ《岩窟の聖母》、フェルメール《ヴァージナルの傍らに立つ若い女性》、ゴッホ《ひまわり》など、ルネサンスから20世紀まで2200点を超える名画がラインアップ。
ロンドン・ナショナル・ギャラリーをめぐれば、イギリスが誇る世界的傑作や西洋絵画史、イギリス絵画がよくわかる!
本書は、「何を観たらよいかわからない」「作品も画家も名前は知っているけれど詳しくない」「有名な作品数点だけ見て、あとは流し見していた」という方におすすめのロンドン・ナショナル・ギャラリー入門書です。
マンガで楽しくわかりやすく、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの至宝58点以上の作品の見方や作者を解説します。
展示場所がわかる館内マップつき。
内容説明
イギリス美術の発展を目指し、みんなが絵画に触れられる機会を作ろうと市民が立ちあがり誕生したロンドン・ナショナル・ギャラリー。「西洋絵画史を網羅する」ために集められた作品はもちろんどれもが傑作!おもしろいことがぎゅっとつまった名画の魅力を1つずつ解き明かしながら、味わいつくすコツをお教えします。
目次
第1章 セインズベリー館 1200~1500年の絵画(ルネサンス誕生;14世紀イギリス派またはフランス派(?)“ウィルトン二連祭壇画” ほか)
第2章 西翼ギャラリー 1500~1600年の絵画(ルネサンスからマニエリスムへ;ダ・ヴィンチ“岩窟の聖母” ほか)
第3章 北翼ギャラリー 1600~1700年の絵画(バロック;カラヴァッジオ“トカゲにかまれた少年” ほか)
第4章 東翼ギャラリー 1700~1900年の絵画(ロココから新古典主義、ロマン主義へ;フラゴナール“キューピッドからの贈り物を姉妹に見せるプシュケー” ほか)
第5章 東翼ギャラリー 1850年頃~1900年以降の絵画(写実主義、印象主義、ポスト印象主義以降;ミレー“箕をふるう人” ほか)
著者等紹介
有地京子[アリチキョウコ]
美術史家、画商。早稲田大学法学部を卒業後、フランスに語学留学。現在、学習院さくらアカデミー、JR東日本大人の休日倶楽部など、多くの美術講座で講師を務め、パリの伝統あるオークションハウスで、長年磨いた目による斬新な角度からのわかりやすい名画解説で人気を集めている
田渕正敏[タブチマサトシ]
書籍、音楽、ファッション、パッケージ等、幅広いジャンルのイラストレーションを手がけると共に、“へきち”というユニットで造本活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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