出版社内容情報
「もちもち」「濃厚」などシズルを表す言葉を用いた食品パッケージデザインの秀作を収集・解説。シズル表現とデザインの関係を探る。
内容説明
近年、コンビニやスーパーをはじめとする流通の変化やSNSの普及、大手メディアにおける食のコンテンツ化により、食べものをめぐるコミュニケーションではシズル表現がますます大きな役割を果すようになっている。本書ではシズルを表現する言葉(シズルワード)を食感系、味覚系、情報系に区分し、デザイン事務所、メーカー58社による食品パッケージ計254点を分類調査。シズルのトレンドを一望するチャートや第一線で活躍するデザイナー、フォトグラファーへのインタビューも収録し、先鋭化するシズルの言葉とヴィジュアルの世界をさまざまな角度から探る。
目次
1 「おいしい」言葉―シズルワードの基礎知識(シズルと言葉;シズルワードの調査;シズルとヴィジュアル)
2 「おいしい」パッケージデザイン―シズルワードで分けた食品パッケージ図鑑(食感系;味覚系;情報系)
3 「おいしい」パッケージってなに?―食品パッケージの現在(特別インタビュー 佐藤卓;鼎談「シズルを作るデザイン、写真、そして言葉」)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
29
          
            食品のパッケージでおいしさの表現を分析する。言葉でのおいしさ、写真でのおいしさ。確かに、売り場でおいしそうと思ったものを買うよね。写真で色んなパッケージが紹介されているが、おいしそうだ。2017/09/06
          
        もけうに
2
          
            電子図書館。具体的な商品パッケージが沢山掲載され、説明も具体的でとても面白かった!デザインに関わる食品マーケティングが学べる良書。2021/07/11
          
        Nanako
1
          
            パッケージの構造と意匠、印象的。至近距離からだけ見るんじゃなくて、売り場で3m離れて「構造」を見る視点を心がけようと思った。2017/10/22
          
        mamaboo
1
          
            デザイン物は好きでよく読みます。色と言葉の説得力を感じました。2017/09/15
          
        mogumogu
0
          
            シズルとデザインの関係性に関する本を見つけて購入。佐藤卓さんのインタビューは読み応えあり。『唾液をいかに短い時間で出させるか、それを問われているのがパッケージデザイン』『視覚的な情報量をどこまで減らせるか』という言葉をが印象的。商品パッケージを見るのが楽しくなった。2018/01/04
          
        


 
               
               
              


