出版社内容情報
街角に息づく懐かしくも新しい手描き文字やロゴを多数紹介するとともに、その見所をユーモアを交えて解説・考察する。
珠玉のデザインエッセイにして、手描き文字デザイン再評価のターニングポイントとなった名著「タイポさんぽ」がパワーアップして帰ってきた!
昭和期の看板,ローカルな商品のロゴ,手書きの貼り紙,道路や壁の文字の痕跡……。街を歩けばコンピュータのフォントにはない独特の手ざわりをもった文字たちがそこかしこに息づいている。
有名無名のデザイナーや市井の人々の手仕事によって生み出され、風雪に耐えてきた文字たち。
著者はこれら路上の文字たちにまなざしをそそぎ、その豊かな可能性をユーモアとウィットにのせて現代へと橋渡す。
日本各地でみずから採取した、懐かしくも新しい路上の文字を厳選して多数紹介。
見て面白く、読んで楽しい文字コレクション!
【著者紹介】
藤本 健太郎:1973年北海道帯広生まれ。デザイン学校在学中の1993年に「Nendo Graphixxx」を結成。同校卒業後、インディーズTシャツブランド展開などの活動をしつつ、アートディレクター/デザイナーとして活動。2003年からフリーランス。2011年、北海道帯広に居を移し、デザインで地元に貢献すべく模索を開始。
内容説明
いつもの街角に息づく個性あふれる文字たちをたのしく読み解く路上観察記。掲載点数153物件幻の同人誌版も特別収録!
目次
六字の名号
名古屋牛乳のんでるの
情念の味わいタイポ
ラッキーやハッピー
宇宙的表味文字
牧歌的ブランディング
制限から生まれる味わい
夢見がち微熱気味
讃州写実派
Long live the Pe Young!〔ほか〕
著者等紹介
藤本健太郎[フジモトケンタロウ]
1973年北海道生まれ。グラフィックデザイナー。日本工学院専門学校デザイン科卒業後、デザインチーム“Nendo Graphixxx”やインディーズTシャツブランド展開などのアンダーグラウンド活動を続けながら、デザインプロダクションSPICE Inc.に勤務。1995年、富士通株式会社による日本初のウェブマガジン『teleparc』プロジェクトにデザイナーとして参加。その後ミュージックチャンネル『MTV Japan』でのアートディレクター、デザイナーなどの職を経て、2003年からフリーランス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。