四季をいつくしむ花の活け方―一輪の表現から、多種活け、枝の大活けまで

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四季をいつくしむ花の活け方―一輪の表現から、多種活け、枝の大活けまで

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  • サイズ B5判/ページ数 207p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416615133
  • NDC分類 793
  • Cコード C0076

出版社内容情報

空間に美しく花を活けるための心得を、実用的な活け方、みずみずしく豊富な花のビジュアルで紹介。活け込みを行う人必見の花の書。谷匡子さんは、花屋さんではありません。
さまざまな“空間に花を活けること”を主として行っている、挿花家です。

洗練されたショップに、現代的なホテルに、和のレストランに……
谷さんが花を活ける空間は多岐にわたります。

華美すぎず、けれども、心に残る、目が引きつけられる、四季をいつくしむ花の佇まい。

その活けられた花の姿は心地よい美しさをたたえ、
季節の植物たちのみずみずしさが
空間を訪れる多くの人の心をとらえてはなしません。

そうした谷さんの空間への花の活け込み。
春夏秋冬数多くの季節を感じるたくさんの花のビジュアルはもちろんのこと、
詳しい活け方の手順も写真でわかりやすく紹介しています。

季節の移ろいに心をよせて、空間に美しく花を活けること。

この一冊にはそのための心得がしっかりと詰まっています。
花のプロの方から初心者の方まで、ぜひご覧いただきたい花の書です。

谷 匡子[タニ マサコ]
谷 匡子:5歳から生け花を習う。その後、栗崎昇氏、濱田由雅氏に師事。1986年にアトリエ.ドゥセをを設立し、2012年株式会社ドゥセへ。日本の四季の美しさを自らの手を通して世界に伝えていくために、東京と岩手にatelierを持ち、挿花家として活動中。

目次

第1章 四季をいつくしむ花の姿(春 三月、弥生;夏 六月、水無月;秋 九月、長月 ほか)
第2章 活け方の手ほどき(四方見で活ける;一方向に活ける;花を取り混ぜて活ける ほか)
第3章 暮らしに花を(キッチンに、洗面台に、寝室に、棚に、廊下に、机に、窓辺に、ワークスペースに、居間に、玄関に)

著者等紹介

谷匡子[タニマサコ]
挿花家。兵庫県生野町に生まれる。5歳から生け花を習い、その後、栗崎昇氏、濱田由雅氏に師事。1986年にdoux.ce(ドゥセ)を設立。花を活けることを通して、日本人が持つ自然観、美意識を大切に、季節を五感で感じる表現を提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オレンジメイツ

18
「図書館本」季節の花が凛とした姿勢で生けられている。花のある生活いいもんだなぁって感じる本でした。ピラカンサが漢字で常盤山査子って書くんだそう。いろいろな花の名前が漢字でも知れて面白い。2021/01/07

くろ

14
一枝ひと枝を心から丁寧に扱っているのが伝わり、元から葉の先まで全てが愛しい。更に、その丁寧さは作品だけでなく本の構成、写真、文章、単語、全てに当てはまり、優しく、自然体だった。花が好きな人だけでなく、自然が好きな人、器が好きな人、カメラが好きな人、写真が好きな人、四季が好きな人、優しい時間が好きな人、日本文化が好きな人、芸術が好きな人、そして、言葉が好きな人。そんな全ての人に捧げたい。全ての要素がここに凝縮されていて、いつまでも見続けられる。本当に素敵な一冊と巡り会えた。きっと大切な一冊。とっても好き。2017/07/11

ひめぴょん

11
長年花を愛し、花に関することを仕事にしてきた著者の言葉は花に対する愛を感じます。花で季節を感じ、花を生かす生け方を追求されてきたのだなあと感じます。巻末の水揚げ法、道具について、器については見返したい辞書のようなおまとめページ。素敵な写真の数々に圧倒されました。生活に潤いを与えるような花の使い方に花も喜ぶだろうなあと思いました。2021/04/29

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