台所道具を一生ものにする手入れ術―作り手25人に教わる、使い込んでいくことの魅力

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416614907
  • NDC分類 596.9
  • Cコード C2077

出版社内容情報

作家や職人の手仕事による台所道具を永く使い込むための、素材の特性に合わせた手入れのポイントを人気の作り手25人に教わります。

作家や職人の手仕事による台所道具を永く使い込むための、素材の特性に合わせた手入れのポイントを人気の作り手25人に教わります。

漆器や竹かご、鉄のフライパン、包丁、焼き締めの器……作家や職人の手仕事による台所道具や器の人気は高まるばかり。作家や職人によって一つひとつ丁寧に作られたものは、日々使い込んでいくことで味わいをなしていき、自分好みに道具を育てていくという、量産のものにはない楽しみがあります。

手作りされたものを長く使い込むためには、素材の特性に合わせたお手入れをすることが大切です。本書では、全国の人気の作り手25名余りに教わった、手入れのポイントをわかりやすく解説。使い始める前、日々のお手入れ、そして、それぞれ陥りがちなトラブルを挙げ、その予防や対処法も余すことなく紹介している、実用的、便利帳的な内容です。

また、作り手の工房を訪ねてものづくりの現場や、道具をいかした調理法、使い方も紹介。良いものを永く使いたい、そんな魅力がたっぷり詰まった保存版的な1冊です。

1章 木の道具(川端健夫の白木の器、木屋のまな板、柴田慶信商店の曲げわっぱ、照宝のせいろ、司製樽のおけなど)

2章 土の道具(井山三希子の粉引の器、やまほん陶房の土鍋、木村肇の備前焼など)

3章 金属の道具(成田理俊の鉄のフライパン、及源鋳造の鋳鉄・南部鉄器、水野正美の銅の鍋、omotoの包丁など) 

コラム 金継ぎ、私の愛用品など

【著者紹介】
ひとり問屋、スタジオ木瓜代表として、百貨店やショップと、作り手をつなぐ問屋業を中心に、生活に関わる日本の手仕事関連の展示や企画協力に携わる。松屋商事を経て1999年に独立し、一人で問屋業を開始。一般財団法人クラフト・センター・ジャパン理事。著書に『うつわの手帖1(お茶)』『うつわの手帖2(ごはん)』(共にラトルズ)ほか、雑誌や新聞への寄稿も多数。

目次

木の道具(川端健夫の白木の器;木屋のまな板;柴田慶信商店の曲げわっぱ ほか)
土の道具(井山三希子の粉引・白マットの器;安藤雅信の銀彩の器;山本忠正の土鍋 ほか)
金属の道具(成田理俊の鍛鉄のフライパン;及源鋳造の南部鉄器;山田工業所の中華鍋 ほか)
さまざまな道具(久保一幸の竹の篭;木村硝子店のグラス;fogのリネンキッチンクロス)

著者等紹介

日野明子[ヒノアキコ]
ひとり問屋、スタジオ木瓜代表として、百貨店やショップと、作り手をつなぐ問屋業を中心に、生活に関わる日本の手仕事関連の展示や企画協力に携わる。松屋商事を経て1999年に独立し、一人で問屋業を開始。一般財団法人クラフト・センター・ジャパン理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あじ

61
一昔前は味の伝承と共に、調理道具も母から娘へと引き継がれていたのでしょう。木のまな板はプラスチックへ、鉄のフライパンはセラミックへと移行した現在は、手入れをして大切に使う習慣は謙遜されるようになりました。私などは売り場で見事に鍛錬された土瓶や、光沢の美しい漆のお椀を前にすると大和魂が燻るのを感じます。日本の台所道具に対して、責任が持てたら購入に踏み切れるかも。本書は使い始めの儀式から錆やカビへの対処、洗い方などポイントを押えて写真で解説。また職人さんの仕事場と取り組みの姿勢も、合間合間で知ることが出来る。2015/10/08

る*る*る

24
早速本通り、まな板をレモンで擦ってみた。おーっ!黒ずみが薄くなっている(^O^)凄い★次は鉄瓶と、リネンの布巾もやってみようっと♪2015/10/31

ichi

17
【図書館本】曲げわっぱ、土鍋、鉄瓶、鉄鍋、中華鍋、漆食器などの高価ではあるけど一生ものとして使えるものに対してのお手入れ方法を写真付きで紹介。どれも一生ものとして家にあるものなので、よりいっそう愛着が湧きました。2015/02/13

まりこ

15
最近は100円ショップで台所道具が一通り手に入り、もはや使い捨ての時代になっていると思います。ひとつのものを大事に手入れして一生使う。それが理想だと思いました。これからの人生そうありたいと願います。2014/11/06

アズル

14
図書館本。照宝の蒸籠は洗ってはいけない、ということを知って早速、中華街で買いました。店員のおじさんが鬼気迫る感じで頼もしかったです。木屋のまな板も紹介されていました。どんどん台所が好きになる一冊でした。2018/10/15

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