出版社内容情報
非農家出身で就農するノウハウがわかる。豊富な事例と就農ナビ情報。
農耕と園芸で連載している「私、農家になりました」をまとめる企画。今、30?50歳代、また、定年退職してからのリタイア組など、農業をやってみたい、と考える人は増えている。しかし、非農家で農業をはじめるのは、土地の問題、栽培技術の習得などいろいろハードルがある。具体的にどうやってクリアして就農するのか。本書では、実際に非農家から就農でき、その後も農業で暮らしていけるようになった人たちを取材。事例を通して、就農の仕方を紹介する。また、就農に関する国や市町村へのアプローチ方法などの情報もまとめている。
【著者紹介】
三好かやの:食と農業に詳しいライター。農耕と園芸をはじめ、全国農業新聞、料理雑誌などで活躍。
目次
1 野菜農家になりました(IT企業から、人脈を生かして“シングル・ファーマー”へ―石毛恵美さん・明野カントリーファーム(山梨県北杜市)
家族で長野県佐久市へ移住 大雪に負けず、3haで有機野菜を栽培―吉田典生さん・Farmめぐる(長野県佐久市)
売り先を見据えた品目選び 地元・山形の伝統野菜で勝負―岩月成人さん・岩月ファーム(山形県天童市) ほか)
2 花き・果樹農家になりました(「この村で暮らしたい!」と一家でカスミソウの生産地へ移住―工信幸さん(福島県大沼郡昭和村)
忘れられない味の「穂坂のブドウ」を自ら栽培―齋藤勝さん・穂坂ぶどうファクトリー(山梨県韮崎市)
山仕事が大好きな「山賊」が山梨でブドウを栽培―網倉勇太さん・果樹園ジャンファーム(山梨県山梨市) ほか)
3 就農ナビ 農業を仕事にする方法(就農へのステップ;情報を収集する;技術を身につける ほか)
著者等紹介
三好かやの[ミヨシカヤノ]
フリーライター。1965年宮城県生まれ。食材の世界を中心に「種からゴミまで」取材を展開。2011年3月の東日本大震災以降、被災地の農業、漁業関係者の取材に積極的に取り組んでいる
高倉なを[タカクラナヲ]
フリーライター。農業取材を中心に、花、食、星、旅、車、ブライダル等、さまざまなジャンルに寄稿。花産地での花育を支援しながら、保育園などで花育講師を務める。プライベートで「花育キャラバン隊」を結成し、年に数回、東日本大震災の被災地で花育イベントを開催している
斉藤勝司[サイトウカツジ]
サイエンスライター。1968年、大阪生まれ。東京水産大学(現東京海洋大学)卒業後、輸入代理店勤務を経て、フリーランスのライターに。最先端科学技術、次世代医療、環境問題、農業技術などを取材し、科学雑誌を中心に執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あつひめ
むつこ
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けんとまん1007
mym