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絞り染め大全―日本の絞り染めの歴史から技術まですべてがわかる

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  • サイズ B5判/ページ数 272p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784416613337
  • NDC分類 753.8
  • Cコード C2072

出版社内容情報

杢目絞り、折り縫い絞り、日の出絞り…など、様々な日本の絞り染めの技法を紹介した技法書。江戸~昭和の貴重な古い着物も掲載。

絞り染めは、布をくくったり、縫い締めたりして、その部分に染料が入らないようにして様々な文様を染め出す染織技法のひとつです。絞り染めは、文様を染め出す技法としては、比較的、原始的な方法であり、日本はもちろん世界各地にも存在しています。日本の歴史も古く、明治の初期にはすでに100を超える技法があったといわれています。本書では、日本の絞り染めをテーマに、杢目絞り、折り縫い絞り、日の出絞り…など、様々な絞り染めの技法を紹介した技法書です。また、絞り染めの歴史や、江戸~昭和の全国各地の絞り染めの着物、藍染めについてなど、絞り染めに関わる資料的な価値の高い情報も盛りだくさん紹介している、まさに決定版的な書籍といえます。

絞りの準備と技法
糸だけで括る技法
縫って絞る技法
巻き上げ台を使用する技法
くの字針を使用する技法
鹿の子絞りの技法
烏口状の台を使用する技法
棒に巻きつけて絞る技法
防染や染め方を工夫した技法
特殊な絞り
染色と仕上げ
絞り染めの歴史と産地
江戸~昭和の全国各地の絞り染めの着物
藍染めについて

【著者紹介】
1942年大分市出身。1989年世界デザイン博覧会で、絞り染め大天井幕『清響』を名古屋市委託制作。1997年ドイツ・クレフェルト染織美術館企画展「日本の絞り」監修、2008年銀座ミキモト本店『安藤宏子展』他企画展多数。2010年大分県文化芸術功労賞&大分県合同新聞社文化賞受賞。

内容説明

100以上の絞り染め技法を紹介した決定版。江戸~昭和の古い着物も掲載。

目次

第1部 技法篇(絞りの準備と技法;糸だけで括る技法;縫って絞る技法;巻き上げ台を使用する技法;くの字鉤針を使用する技法;鹿の子絞りの技法;烏口状の台を使用する技法;棒に巻きつけて絞る技法;防染や染め方を工夫した技法;染色と仕上げ)
第2部 資料篇(絞り染めの歴史と各地の着物;絞りの変遷と検証)

著者等紹介

安藤宏子[アンドウヒロコ]
大分県出身。大分上野丘高等学校、実践女子大学卒業。工房「遊草庵」・教室「遊草会」主宰。醗酵建正藍染めを行い、絞り染め作家として東京をはじめ全国の企画展、講演会で活躍。絞り染めの調査保存と研究活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まよっぴ

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名古屋の有松・鳴海絞りといえば、藍染の絞りが思い浮かびます。大好きな有松の土地で手にしました。絞りの歴史や技法が、写真付きで数多く掲載されています。手仕事で作られる、複雑な模様の作り方が分かる、貴重な一冊です。なぜこのような紋様が?と思った時にページをめくると、一つ一つの作業が細やかに行われていることが分かります。藍染の藍の色が鮮明で綺麗です。

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