出版社内容情報
特集は伝統と革新の「九谷焼」。陶芸作家、資料館などを紹介。作陶テクニックに関する新連載、粘土と釉薬などの材料の記事も満載。
陶芸愛好家のための季刊ムック。2、5、8、11月の20日ごろ発売。この70号より内容を一新し、新たな視点で陶芸の現在を紹介します。
デパートやギャラリーなどで個展を開く実力作家の作品と、代表的な器の制作過程を多数のカラー写真で紹介します。ていねいな解説で、失敗しない器づくりのポイントがわかります。また作品を多数掲載していますので、ご自身で制作されるときのヒントになることでしょう。
リニューアルにあたり、新たに以下のような記事を展開します。
●「作る現場」として、伝統と産地をテーマに選ぶ作家と、現代を象徴する作家の両方を取材します。
●「読者の再現性」を求め,手びねり、電動轆轤、磁器、装飾、絵付け、子供向け、などの作陶講座を連載します。
今号の特集は「九谷焼」で、石川県小松市、金沢市、能美市、加賀市に取材に赴き、人間国宝の吉田美統氏、石川県指定無形文化財の武腰潤氏を紹介するほか、九谷焼作家作品、工芸資料館、粘土、北大路魯山人ゆかりの旅館とそこで使われる器を紹介する多角的なものとします。
「巻頭エッセイ」「若き匠の仕事術」「粘土と釉薬の相性調査室」「陶芸家んちのくらし」「粘土から窯焚きまで、焼き物の基本」は継続し、情報ページには新たに「展覧会レポート」と題し,焼き物の基本材料と技術を連載で紹介します。
・巻頭コラム(外舘和子)
・ 展覧会レポート
・ 特集「九谷焼」(吉田美統,武腰潤ほか)
・ 粘土と釉薬相性調査室(野田耕一)
・ 手びねり作陶講座(杉山佳隆)
・ 子供向け作陶講座(両角香)
・ 若き匠の仕事術:(越克枝,大槻智子)
・ 窯焚きの基本(栗谷昌克)
・ 陶芸家んちの暮らし(千葉雄一)
・ 電動轆轤講座(星野友幸)
・ 絵付け講座(鈴木陽子)
・ 磁器講座(奥絢子)
・ 装飾講座(小山耕一)
・ 焼き物の基本(小川哲央)
・ 質問箱(和田和也)
・ 展覧会案内
・ 陶工房告知板