出版社内容情報
日本は地下資源のとぼしい国とされていますが、かつて各地に鉱山があり、金や銅などの地下資源が盛んに採掘されていました。国内で約5000もの鉱山で採掘されていましたが、昭和にはその使命をおえて廃鉱となりました。鉱山跡は、文化・産業的、あるいは地球科学的な価値を有する遺産として認識され、注目を集めています。なかでも、石見銀山、橋野鉄鉱山は世界文化遺産に登録、2024年には、佐渡金山も世界遺産に登録されました。
本書では、日本国内の鉱山跡31カ所をセレクト。所在地や産出鉱物、遺産登録などの基本データから鉱山概要、鉱石の産状、遺構の現況などを写真とともに紹介します。
鉱山が好きな人だけでなく、岩石や鉱物が好きな人、遺構に興味がある人にも響く一冊です。本書を持って、鉱山めぐりを楽しんでみませんか?
■目次
鉱山跡の楽しみ方/本書で紹介する鉱山跡/各鉱山の操業期間
1章 おすすめベスト5
佐渡金山/足尾銅山/明延鉱山/尾去沢鉱山/別子銅山
2章 廃墟・遺構
釜石鉱山/持倉鉱山/大谷鉱山/荒川鉱山
3章 坑道探検
谷口銀山/鳴海金山/延沢銀山/笹畝坑道/玖珂鉱山/龕附天正金鉱
4章 鉄道・トロッコ
柵原鉱山/尾小屋鉱山/小坂鉱山
5章 歴史遺産
石見銀山/橋野鉄鉱山/多田銀銅山/長登銅山
6章 砂金採り
西三川砂金山/湯之奥金山/土肥金山
7章 展示充実
生野銀山/日立鉱山/細倉鉱山/鯛生金山/野田玉川鉱山/鹿折金山
見学できる鉱山跡110/鉱石の展示が充実した博物館・資料館50/用語解説/あとがき/参考文献・協力一覧
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内容説明
観光できる産業遺産を徹底解説+全国鉱山跡リスト110。
目次
1 おすすめベスト5
2 廃墟・遺構
3 坑道探検
4 鉄道・トロッコ
5 歴史遺産
6 砂金採り
7 展示充実
著者等紹介
五十公野裕也[イズミノユウヤ]
1988年山形県天童市生まれ。2016年山形大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。理学博士。日本鉱物科学会員。資源地質学会員。(独)産業技術総合研究所特別研究員、山形大学理学部職員を経て、2023年から日本鉱山遺跡研究所の屋号で、鉱山跡の歴史や魅力を多くの人々に伝えることを目標に鉱山跡の調査・研究活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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