出版社内容情報
2022年8月刊『創作折り紙 発想と技法』のテーマを展開した第二弾。
今回は、創作折り紙の出発点となる「考え方」をテーマに構成。
見立てやディテールの加減、折り方に変化をつけて作品をより高度化する技などを、実際に作品を折りながら紹介します。
「見立てる」では「何かに見える」からスタートします。伝承基本形や幾何学的な折りパターン、簡単な折りなど、折った紙が何かに見えることがあり、そこを出発点にして発想していきます。
作品例)セイウチ、タヌキほか
「変える」では、同じテーマの作品を進化させたり、別の作品として変化させていきます。
作品例)サカナ→シマアジ、ペンギン→高度なペンギンほか
「減らす」では、減らせないところ(残すべきところ)がどこなのかを考えることが大切になります。造形に不要なものを見極め、表現をそぎ落としていくことで、折りやすく見栄えのいい新作が生まれます。
作品例)オオハシ、砂時計のオブジェほか
「加える」では、ちょっとした味付けや特徴的な要素を加えたり、複数の紙で折ることが多い作品を、あえて1枚で折ってみます。
作品例)カモノハシ、シャチホコほか
■目次
【1章 見立てる】
ミミズク/ツバメ/トビウオ/トリのオブジェ/イカ/シカのオブジェ/エビ/サイ/手/セイウチ/ジャコウウシ/タヌキ
【2章 変える】
ペンギン‐A/ペンギン‐B/サカナ/シマアジ/ハートの封筒/チョウの封筒/ネコの封筒
【3章 減らす】
砂時計のオブジェ/ウマのオブジェ/ヘラジカ/マンモス/オオハシ/リス/コウロコフウチョウ
【4章 加える】
ニンジン/ダイコン/カモノハシ/アパトサウルス/カメレオン/ネコ/シャチホコ/イチゴケーキ/サンタクロース/ミノタウロス
**************************
目次
1章 見立てる(ミミズク;ツバメ;トビウオ;トリのオブジェ;イカ;シカのオブジェ;エビ;サイ;手;セイウチ;ジャコウウシ;タヌキ)
2章 変える(ペンギン‐A;ペンギン‐B;サカナ;シマアジ;ハートの封筒;チョウの封筒;ネコの封筒)
3章 減らす(砂時計のオブジェ;ウマのオブジェ;ヘラジカ;マンモス;オオハシ;リス;コウロフウチョウ)
4章 加える(ニンジン;ダイコン;カモノハシ;アパトサウルス;カメレオン;ネコ;シャチホコ;イチゴケーキ;サンタクロース;ミノタウロス)
著者等紹介
川畑文昭[カワハタフミアキ]
1957年長野県生まれ。幼少の頃より折り紙、ペーパークラフトに興味をもつ。岩手大学卒業後折り紙作家として創作活動を続けている。日本折紙学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。