出版社内容情報
フランス人は、日本人のように料理を「作り置き」しません。
数日後食べるために週末をつぶして料理を作り置くことはしないのです。
その代わり、一度にたくさん作り、2日目、3日目と変化させながら最後までおいしく食べきるのがフランス流。
例えば鶏もも肉を一気たくさんオーブン焼きにして、その日はそのまま食べ、2日目はトマトソースで煮込み、3日目は野菜と一緒にさっとフライパン蒸しに。
例えば白いんげん豆をベーコンで煮たら、その日はそのまま食べ、2日目はソーセージとトマトを加えてオーブン焼きに。3日目はミキサーにかけ、ピュレにしてパンを添えていただきます。
手間をかけずに、おいしいものを食べる。
フランス人の合理的なアイディアをご紹介します。
■目次
PART1 肉料理
・鶏もも肉のグランメール風/チキンポットパイ/鶏肉と紫キャベツの蒸し煮
・ローストポーク/冷製ローストポークのツナソース/ピサラディエール
・ミロトン/ビーフストロガノフ/オニオングラタンスープ風
・ミートローフ/ミートローフのミンチカツ/ミートローフサンド
・豚ヒレ肉のクリーム煮 セップ風味/豚ヒレ肉のクランブル/豚ヒレ肉ときのこのポットパイ
・肉団子のグランメール風/トマトファルシ/肉団子と野菜のパングラタン
・鶏もも肉のプロヴァンス風/鶏肉のゼリー寄せ/チキンと野菜のスパイシーソース
・ブフ・ブルギニョン/アシ・パルマンティエ/オムレツ 牛肉の赤ワイン煮ソース
・じゃがいもと豚肉のブーランジェ―ル/トルティージャ/温かいポテトサラダ
「肉だんごのグランメール風」とそのアレンジで作るメニュー
PART2 魚料理
・サーモンマリネ/サーモンのミキュイ/サーモンのリエット
・たいと野菜のオーブン焼き/たいのパエリア/たいとパンのスープ
・かじきのクールブイヨン煮/ツナのケークサレ グランメール風/パンバーニャ
・たらとじゃがいもの蒸し煮/コトリアード/ブランダード
・シーフードのクリーム煮/シーフードクレープ/シーフードリゾット
「たらとじゃがいもの蒸し煮」とそのアレンジで作るメニュー
PART3 野菜料理
・ラタトゥイユ/手羽元と夏野菜のクスクス/ラタトゥイユのヴェリーヌ
・ジャルディニエール/ジャルディニエールのフラン/ジャルディニエールのバジルサラダ
・白いんげんの煮込み/カスレ風/豆のピュレスープ
・きのこのベシャメルソース/じゃがいもときのこのスフレ/きのこのクロックムッシュ
・根菜のバリグール風/鶏肉と根菜の粒マスタード風味/根菜とドライトマトのパスタサラダ
「ジャルディニエール」とそのアレンジで作るメニュー
***************************************************************
内容説明
フランスの家庭では料理をあまり「作り置き」しません。その代わり一度にたくさん作り、2日目、3日目と変化させながらおいしくいただきます。材料を使いきり、作った料理を食べきる。フランス流始末の料理。
目次
1 Viandes(肉料理)(鶏もも肉のグランメール風;チキンポットパイ;鶏肉と紫キャベツの蒸し煮 ほか)
2 Poissons(魚介料理)(サーモンマリネ;サーモンのミキュイ;サーモンのリエット ほか)
3 L´egumes(野菜料理)(ラタトゥイユ;手羽元と夏野菜のクスクス;ラタトゥイユのヴェリーヌ ほか)
著者等紹介
上田淳子[ウエダジュンコ]
料理研究家。神戸市生まれ。辻学園調理技術専門学校卒業後、同校の西洋料理研究職員を経て渡欧。スイスのホテルやベッカライ(パン屋)、フランスではミシュランの星つきレストラン、シャルキュトリー(ハム・ソーセージ専門店)などで約3年間料理修業を積む。帰国後、シェフパティシエを経て、料理研究家として独立。自宅で料理教室を主宰するほか、雑誌やテレビ、広告などで活躍。ワインに合う日本食の提案イベントや、双子の男の子の母としての経験をいかした子どもの食育についての活動も行う。確かな技術と分かりやすい教え方に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。