出版社内容情報
「台湾では外食中心」というイメージがあるかもしれませんが、実は“手作りのお弁当”を持って出かける人が意外といるんです。
朝早く起きてお弁当のためにおかずを作るというよりは、前の晩の食卓に並ぶ料理が次の日のお弁当のおかずにもなることがスタンダード。
だからと言って手を抜いているというワケではなく。そこにはおいしく食べるための手間と愛情が潜んでいます。
手作りのお弁当が生まれる理由はさまざまです。
健康のために自分で作るお弁当、愛する妻のために作るお料理好きの夫によるお弁当、大好きなおばあちゃんが大学生の孫のために作るお弁当、かわいい娘のためにお父さんが作るお弁当、夫のために妻が作るお弁当、故郷の味をぎっしり詰め込んだお弁当―
そんな、いつものお弁当。
いつ、どこで、誰が食べるのか、誰がどう作るのか。
一つひとつのお弁当にそれぞれのストーリーがあります。
本書では、そうした台湾の方10名の“いつものお弁当”の景色とレシピを紹介しています。
一つのお弁当につき、おかずは大体3~5種類。
ごはんの上にドーンと載っている豪快な見た目ながら味はどれもじんわり優しくて、おいしくて食べるとなんだか元気になるような……。
同じメニューでも家庭によって作り方や材料が違っていたり、人気の食材が見えてくるのも興味深いところです。
いつものお弁当が見せてくれる台湾の暮らしの風景とおいしい味わいを、ぜひ。
内容説明
健康のために自分で作るお弁当、愛する妻のために作るお料理好きの夫によるお弁当、おばあちゃんが大学生の孫のために作るお弁当、かわいい娘のためにお父さんが作るお弁当、夫のために妻が作るお弁当、故郷の味をぎっしり詰め込んだお弁当―そんな、いつものお弁当。いつ、どこで、誰が食べるのか、誰がどう作るのか。それぞれのお弁当ストーリーとレシピです。
目次
1 父の愛がたっぷり詰まった食材と色彩のハーモニー リンさんのお弁当
2 作ることが語るお母さんへの思いやりと優しさ ハイギさんのお弁当
3 愛おしい奥さんのために日ごと手料理をぎっしりと タンジンさんのお弁当
4 料理大好きっ子が作るおばあちゃん仕込みの客家の味 ファンさんのお弁当
5 高校時代からのお弁当箱に旅先のエッセンスを詰め込んで アンアンさんのお弁当
6 おばあちゃんが作ってくれる幼いころから慣れ親しんだ味 シャオトンさんのお弁当
7 味は薄くても愛情は濃厚 こだわりお母さんの心づくし ユィンチンさんのお弁当
8 生まれ育った漁港の味わいは欠かすことのできないソウルフード キョさんのお弁当
9 短い昼時間を助けてくれるヘルシーおいしい母の手作り ホン先生のお弁当
10 懐かしい父の記憶に料理好き心を揺さぶられて ジューズさんのお弁当
感想・レビュー
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あじ
たまきら
山田太郎
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
salvador